派遣の基礎知識

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新卒の派遣社員は負け組?新卒派遣の実態とメリット・デメリット

  • 正社員に受からないから派遣で働こうかな
  • やりたい仕事が見つからない…とりあえずつなぎで派遣になろうかな

さまざまな理由から、新卒で派遣社員になろうと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、「新卒派遣って世間的にどうなの?」「負け組と思われそう…」と気になって躊躇してしまう人も多いと思います。

結論からいうと、新卒で派遣社員になる選択肢は”あり”です。

なぜなら新卒で派遣社員になることには、

  • 正社員よりも仕事につきやすい
  • 自力で入ることが難しい大手企業で働けるチャンスがある
  • いろいろな仕事を経験できるため自分に合った仕事が見つかる

といった正社員にはないメリットがたくさんあるからです。

当記事では

  • 新卒で派遣社員になるメリット・デメリット
  • アンケート結果からわかった新卒派遣の実態
  • 派遣社員から社員になる方法

などについて解説していきます。

新卒で派遣社員になろうか迷っている人が、これからどうすればいいのか決断できる内容となっています。

ぜひ最後まで読んでみてください。

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常用型派遣とは?登録型派遣や一般企業の正社員とメリット、デメリットを比較

常用型派遣は社員になれる派遣と聞きますが、

  • 常用型派遣ってなに?
  • 社員ってホントに正社員なの?
  • 無期雇用派遣との違いは?

といった疑問もわいてくるでしょう。

常用型派遣とは、派遣会社の社員として企業へ派遣される働き方です。

派遣社員の46.1%、半数近い割合が常用型派遣として働いています。

たしかに正社員になれることもありますが、一般企業の正社員とは違いますし、向き不向きがあります。

具体的には以下の人が常用型派遣に向いているでしょう。

  • 安定雇用の派遣で働きたい
  • はじめから高い月給が欲しい
  • 転職は考えていない
  • 重い責任は負いたくない
  • 新しい環境に馴染める
  • 自由度の低い職場選択が苦にならない
  • 正社員にはこだわらない
  • 昇給しにくくても構わない

「なぜ、向いているのか?」わかる理由としては、「常用型派遣の特徴」を知ることや、「一般企業の正社員や登録型派遣と比較」することで、常用型派遣のメリット、デメリットが明確になったためです。

この記事を読み終えるころには、「常用型派遣に申し込んだ方が良いのか?」「常用型派遣として働くのに適した派遣会社?」を、あなた自身で判断できるようになっていることでしょう。

未経験から正社員になれる、デメリットのカバーされた常用型派遣

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紹介予定派遣って本当に正社員になれるの?派遣社員402人に聞いてわかったメリットと注意点

紹介予定派遣とは、社員になることを前提に企業へ派遣される雇用形態のこと。

最大6ヶ月派遣社員として派遣先で働き、その間に派遣先と派遣社員の「この人を雇いたい」「この会社で働きたい」という気持ちが合致すれば、派遣先企業の社員になれる仕組みです。

紹介予定派遣は、

  • 社員になる前に、派遣スタッフとして企業で働ける
  • 派遣会社の後押しを受けられるため採用されやすい
  • お試し期間があるため未経験でも社員になれる

といった特徴があるため、職場になじめるか不安な方や、自力で就活をしてきたけどなかなか採用されないといった方におすすめです。

当記事では、紹介予定派遣を利用したことがある派遣社員402人のアンケート結果をもとに、紹介予定派遣のメリットと注意点について解説していきます。

※参考⇒紹介予定派遣はどこがいい?職種別・エリア別求人数からわかったおすすめ派遣会社ランキング

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派遣会社のマージン率は開示の義務あり|マージン率について詳しく解説

  • 「派遣会社のマージン率ってなに?」
  • 「マージン率は低い方がいいの?」
  • 「派遣会社のマージン率を知りたい!」

派遣会社にマージン率があるのは知っているけど「よくわからない」という人も多いのではないでしょうか。

派遣会社のホームページを見るとマージン率を公開している派遣会社は多いですが、派遣登録にも影響するマージン率を公開しているのには理由があります。

派遣会社はマージン率を開示する義務があります。

なぜなら、労働者派遣法(派遣法23条5項)で定められているからですね。

厚生労働省はマージン率の公開方法を次のように定めています。

マージン率の情報提供に当たっては、常時インターネットの利用により広く関係者、とりわけ派遣労働者に必要な情報を提供することが原則。
(参考:厚生労働省マージン率等の情報提供について

さらに、令和3年4月1日からはインターネット等でのマージン率開示が原則化される予定となっています。

ただ、マージン率が開示されたとしても、そもそも何なのかよくわからない人もいるのではないでしょうか。

そこで当記事では、

  • マージン率とはなにか
  • マージン率の計算方法
  • 大手派遣会社のマージン率

を紹介していきます。

この記事を読み終わる頃には、マージン率のことを理解できて、派遣会社を選ぶ際の判断基準のひとつとなっていることでしょう。

「マージン」とは派遣料金から派遣社員の給料を引いた額

マージン率を説明する前に、「マージン」そのものについて説明します。

マージンとは、派遣会社が得ている取り分のことです。

マージンは、派遣先企業が派遣会社へ支払う料金である「派遣料金」から「派遣社員の賃金」を差し引いた額だからですね。

わかりにくいので図で説明します。

上記の図を式で表すと以下のようになります。

派遣料金(派遣先企業が派遣会社へ支払う料金)の平均額-派遣社員の平均賃金額=マージン

まだわかりにくいと思うので、厚生労働省が発表している「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果」から、実際の数字をあてはめて計算してみます。

・派遣料金(8時間換算)(平均)   23,044円
・派遣労働者の賃金(8時間換算)(平均) 14,888円

23,044-14,888=8,156

平均マージンは8,156円となります。

つまり、派遣先企業が派遣会社に支払っている23,044円のうち、派遣会社には8,156円が入っているわけですね。

派遣社員には派遣料金の金額も明示される

派遣先企業が派遣会社に支払う料金である「派遣料金」は、派遣社員にも明示されます。

平成24年10月1日より施行されている労働者派遣法で定められているからですね。

派遣料金が派遣社員に明示されるタイミングは以下の通りです。

  • 派遣会社と労働契約を締結するとき
  • 派遣先に実際に派遣されるとき
  • 派遣料金が変更になったとき

(参考:厚生労働省「派遣労働者・労働者の皆様」

上記のタイミングで派遣社員は、書面かFAX・Eメールのいずれかの方法で派遣料金を教えてもらえます。

マージン率はマージンが派遣料金の何%かを表したもの

マージン率は、マージンの金額が派遣料金のどれくらいの割合を占めているかを表したものです。

マージン率は次の計算式で出されます。

前の項と同じく、「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果」からマージン率も計算してみましょう。

・派遣料金の平均額       23,044円
・派遣労働者の平均賃金     14,888円

(23,044-14,888)÷23,044=35.39

マージン率は35.3%となります。

注意点として、マージン率は派遣会社によって異なります。

さらには、同じ派遣会社でも支店ごとにマージン率は違うので、登録する際には、支店ごとのマージン率を確認するようにしましょう。

また、案件によってもマージン率は異なります。

公開されているマージン率は平均なので、「計算したけど給料と合わない」場合もあると覚えておきましょう。

マージン率=派遣会社の利益ではない

  • 「マージン率が低い派遣会社の方がお給料はいいのかな?」
  • 「マージン率の高い派遣会社はピンハネしてる?」
  • 「マージン率はすべて派遣会社の利益になってるいるの?」

マージン率が低い派遣会社は、派遣社員への賃金割合が高くなるため、良心的なイメージを持つ方も多いと思います。

一方で、マージン率の高い派遣会社は「ぼったくりなのではないか?」と不満を感じる人もいるでしょう。

マージン率が高いからといって、マージン率のすべてが派遣会社の利益にはなりません。

マージン率には社会保険料など、福利厚生の費用も含まれているからですね。

マージン率には次のような費用が含まれています。

  • 派遣労働者の社会保険料
  • 派遣労働者の有給休暇費用
  • 研修・教育費、福利厚生費
  • その他諸経費(募集費・システム代など)
  • 営業利益

たとえば、派遣社員が有給休暇を取得した際には、派遣会社が有給休暇分のお給料を派遣社員に支払っています。

また、パソコンや英語などのスキルアップ費用も派遣会社のマージン内に含まれています。

つまり、「マージン率が高い」から「ぼったくり」とは一概に言えません。

厚生労働省の資料にも、次の一文が入っています。

・マージンには、福利厚生費や教育訓練費なども含まれていますので、マージン率は低いほどよいというわけではなく、その他の情報と組み合わせて総合的に評価することが重要です。
(参考:厚生労働省「派遣労働者・労働者の皆様」

「どれぐらい福利厚生などに当てているか」は、派遣会社に違いますが、マージン率の平均は20%~30%となっています。

マージン率の高い派遣会社に登録する際は、福利厚生がマージン率と見合っているのかを確認するようにしましょう。

派遣料金のうち営業利益は1.2%

  • 「派遣会社はどれくらいの利益を得ているのだろう」

マージン率のすべてが派遣会社の利益にならないことは述べたとおりですが、実際の利益率が気になる人も多いと思います。

日本人材派遣協会が公開している、派遣料金の内訳は次のとおりです。

内訳 割合
派遣社員の賃金 70%
社会保険料 10.9%
派遣社員の有給休暇費用 4.2%
その他の諸費用 13.7%
営業利益 1.2%

上記の割合を「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果」の派遣料金23,044円にあてはめてそれぞれの金額を出してみました。

内訳 金額
派遣社員の賃金 16,131円(70%)
社会保険料 2,512円(10.9%)
派遣社員の有給休暇費用 968円(4.2%)
その他の諸費用 3,157円(13.7%)
営業利益 276円(1.2%)

派遣先企業が派遣会社へ支払う23,044円のうち、営業利益になっているのは276円でした。

具体的な数字を見ると、派遣会社の利益は少ないのがわかりますよね。

大手派遣会社6社のマージン率ランキング一覧

実際に派遣会社のマージン率を知りたい人も多いと思います。

そこで、2019年度の大手派遣会社6社の平均マージン率をランキング形式で紹介しますね。

今回は派遣社員が最も多い東京都の中でも中心エリアである「新宿支店」のマージン率を比較してみました。(リクルートスタッフィングのみ新宿に支店をもっていないため、銀座にある本社のマージン率となっています。)

なお、1日8時間あたりの平均派遣料金と派遣社員の平均賃金額も合わせて掲載しているので、参考にしてください。

派遣会社名 マージン率 平均派遣料金 平均賃金額
1 パソナ 28.4% 22,479円 16,080円
2 スタッフサービス 29.5% 17,760円 12,525円
3 マンパワー 29.7% 20,256円 14,234円
4 リクルートスタッフィング 30.0% 20,128円 14,086円
5 テンプスタッフ 30.2% 18,744円 13,080円
6 アデコ 33.9% 19,409円 12,822円

大手派遣会社6社のマージン率は、28%~34%でした。

派遣先企業が派遣会社に支払う派遣料金が高ければ、マージン率が高くても派遣社員に支払われる給料は低くなるのを抑えられるのがわかります。

上記の表を見ると、パソナはマージン率が一番低く、派遣料金と平均賃金は一番高いです。

パソナは利用者満足度の高い派遣会社のひとつと言われています。

なぜなら、2020年月刊人材ビジネスによる第34回「派遣スタッフ満足度調査」で「この派遣会社を友人に勧める口コミ」第一位の実績を持っています。

口コミ以外で「マージン率」の部分においても、他社よりリードしていると言えますね。

また、パソナだけでなく大手派遣会社は、必ず一社は登録しておいて損はありません。

大企業ならではの信頼、実績、福利厚生が取り揃えられているためですね。

大手派遣会社に登録する際には、下記の記事を参考にしてください。

まとめ

マージン率には、

  • 派遣労働者の社会保険料
  • 派遣労働者の有給休暇費用
  • 研修・教育費、福利厚生費
  • その他諸経費(募集費・システム代など)
  • 営業利益

が含まれています。

マージン率が低いから善良な派遣会社、高いからピンハネしている悪徳な派遣会社というわけではありません。

ただし、マージン率が高くて福利厚生が大したことない派遣会社は、おすすめできません。

マージン率の一点のみで派遣会社を選ぶのはおすすめできませんが、派遣会社に登録する際、確認しておいて損はないでしょう。

もし派遣会社のマージン率を調べても見つからない場合は、派遣会社のサポートセンターやカウンセラーに聞いてみてください。

マージン率は開示の義務があるため、教えてくれない派遣会社は登録を控えましょう。

【図解付き】派遣契約・請負契約の違いをわかりやすく解説

  • 請負契約ってなんだろう?
  • 派遣と請負に違いはあるの?
  • 派遣と請負はどっちがいいの?

派遣社員で働いている時に「請負契約」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

派遣社員が「請負契約への切り替え」を提案されたときには注意です。

なぜなら、派遣契約と請負契約は違うものだからですね。

当記事では

  • 「請負契約」とは
  • 派遣と請負の違い
  • 派遣社員が請負業者で働くときの注意点
  • 派遣と請負それぞれのメリット・デメリット

についてわかりやすく解説していきます。

この記事を読めば派遣と請負の違いがわかり、トラブルに巻き込まれる前に対処できるでしょう。

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次の転職先が決まるまでのつなぎに派遣で働く場合のメリット・デメリット

  • 「正社員の仕事が決まるまで派遣で働こうかな」
  • 「派遣で働きながら転職活動はできるのかな」
  • 「仕事が決まったら派遣はすぐにやめられる?」

転職先が決まるまでの食いつなぎとして、派遣社員で働くのを選択肢として考える人も多いと思います。

結論からいうと、次の転職先が決まるまでのつなぎとして派遣で働くのは「あり」です。

毎月収入が得られることに加え、職歴に空白期間なく転職できるからですね。

しかし、転職先が決まるまでのつなぎに派遣で働く際、いくつか注意点があります。

そこで、当記事では

  • 「つなぎ派遣」で働くときのメリット・デメリット
  • どのように派遣で働くのがいいのか

を紹介していきます。

記事を読み終わる頃には、つなぎ派遣で働くメリット・デメリットがわかり、派遣で働きながらでも自信を持って転職活動ができることでしょう。

転職活動中でも派遣で働ける

  • 「転職するまでのつなぎに派遣で働けるのかな?」

転職が決まるまで派遣で働いてみたいけれど、派遣で働きながら転職活動はできるのか、そもそも働いている間に転職活動をしていいのか不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

転職活動中でも派遣で働けるので心配不要です。

なぜなら、派遣会社や派遣先企業で転職活動が禁止されておらず、正社員として働きながらの転職活動と同じ扱いなためですね。

ただ、そうはいっても本当に派遣で働きながら転職はできるのか不安の人も多いと思います。

そこで当メディアでは、転職のつなぎに派遣で働いた経験のある100人に「つなぎ派遣で働きながらの転職活動は成功したか」の独自アンケート調査を行いました。

転職は成功しましたか?

アンケートの結果をみると、100人中74人が「成功した」と回答しました。

7割以上の人が転職に成功していることから、派遣で働きながらでも「転職活動はできる」とわかりますね。

転職までのつなぎ派遣のメリットは5つ

つなぎ派遣のメリットについて見ていきましょう。

1、アルバイトやパートよりも高い収入が入る

つなぎ派遣の一番のメリットは、収入を途絶えさせずに転職活動できて、アルバイトやパートで働くよりも高い収入が見込めるところです。

一般的に派遣社員は、アルバイトやパートよりも高い時給で働けるからですね。

そのため、お金の心配しないことから精神的にも余裕ができ、落ち着いて転職活動ができますよ。

収入がなければ、今まで通りの生活をするのは難しく、とくに一人暮らしをしている人は生活ができなくなってしまう心配もあります。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のメリットに「高い時給で働ける」と回答した人の口コミを紹介します。

  • あくまでつなぎ前提でしたが、高い時給で仕事ができたのでたすかりました。
  • 普通にパートなどをするよりも高い時給で働かせてもらえたので、生活に困らなくてよかったです。
  • 収入があるため時間をかけて就職活動が出来ました。
  • 時給がいいですし残業がなかったので定時で帰れました。

2、派遣ならではのスキルアップも可能

2番目のメリットは、派遣ならではのスキルアップできるところです。

派遣として働く中でスキルを身につけられて、派遣会社の研修制度やスキルアップ支援も受けられるからですね。

派遣会社には、パソコン研修や英語のスキルアップ支援など、さまざまな研修・支援制度があります。

例えば、自宅で学べるe-ラーニング「Excel・Word基礎」やオープンカレッジで学ぶ「TOEIC講座」などですね。

また、スキルアップをすれば、より条件のいい仕事に転職できる可能性も上がりますよね。

現在のスキルに自信のない人や、違う職種に転職を考えている方は、研修制度や福利厚生が充実した派遣会社へ登録しましょう。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケート結果を観ると、つなぎ派遣のメリットに「スキルアップできた」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 未経験であった採用の仕事を選び、派遣社員として勤務していたらスキルが身に付いたので、面接でアピールすることが出来、内定をもらえました。
  • 自分のスキルや収入を落とす事なく仕事ができた。
  • 次の転職に必要なスキルを派遣で身につけられました。

3、次の仕事まで空白期間ができるのを防げる

履歴書の職歴部分の空白期間が長いと、その期間に「何をしていたのか」を聞かれることも多いです。

3つ目のメリットは、職歴に空白期間ができるのを防げます。

転職をする際には、働いていない期間(空白期間)が長いと不利になることがあるからですね。

空白期間に「資格の勉強をしていた」など、面接官が納得できる理由を答えられないと、あなたに対するイメージはマイナスになりやすいです。

職歴の空白期間で採用が不利にならないためにも、転職活動をしている間に派遣で働くのはおすすめですよ。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のメリットに「空白期間が空かないこと」と回答した人も多いです。

口コミの中から一部抜粋してご紹介しますね。

  • 職歴が途切れないことは最大のメリットです。
  • アルバイトよりも効率よく稼げ、ブランクが発生しないところも良かったです。
  • 無職の期間をなくせました。

4、転職活動中の期間に限定して働ける

4つ目のメリットは、転職活動に合わせて派遣期間を決めて働けるところです。

派遣の仕事は、期間が決められている有期契約だからですね。

急ぎで仕事先を決める必要がない場合であっても、転職活動をズルズルと長引かせることなく、メリハリを付けて動けるようにもなります。

契約期間が決まっていることで、「もし、派遣期間中に転職を決まらなかったら?」と考えると、転職活動にも気合いが入りますよね。

なぜなら、派遣期間終了後に更新できるとも限らないため、終了後の収入や生活面に不安が出るためですね。

また、単発や期間限定の仕事、短期の派遣であれば、自分の都合に合わせて働けるので、面接などの日程も組みやすく転職活動もしやすいですよ。

つなぎ派遣で働きながらの転職活動経験者100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のメリットに「期間を限定して働ける」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 自分の知らない業種で勤務することが短期間だけでできて、経験になりました。
  • つなぎの間(短期間)だけだからと気持ちを割り切れて働けた。
  • 次の仕事をするまでと思うのでメリハリ持って働けました。とくに人間関係も今だけの人たちだからと色々と割り切れることがいいと思います。

5、派遣社員は辞めやすい

転職までのつなぎでアルバイトやパートで働いた場合、すぐに転職先がきまったときに「辞める」とは言いにくいですよね。

最後のメリットとして、派遣社員は辞めやすいところです。

契約期間が終われば、更新するかは自分で決められるため、退職するにしても深く理由を聞かれることはないからですね。

とくに単発で働いていた場合は、転職先が決まり次第すぐに辞めることも可能です。

ただし退職できるのは、契約期間の終わっていることが前提で、契約期間中は途中退職できないので注意してくださいね。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のメリットに「退職しやすい」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 派遣なのでやめるタイミングが決めやすくていいと思う。
  • 次が決まった時に辞めやすい。
  • 辞める時にすんなり辞められます。

転職までのつなぎ派遣のデメリットは5つ

つなぎ派遣のデメリットを見ていきましょう。

1、転職活動をする時間が取りにくい

1つ目のデメリットは、転職活動のために取れる時間が少ないことです。

派遣の仕事と転職活動を両立させる必要があるからですね。

例えば、フルタイムで働く派遣社員も多いと思いますが、仕事をしながら条件にあった就職先を探すのは思っている以上に大変です。

派遣先(就業先)に配属されたばかりならなおさらです。

なぜなら、初めての仕事を覚えたり慣れない職場で働くことに対して、精神的にも肉体的にも疲れやすいからです。

中には派遣社員と転職活動の両立に疲れて、「このまま派遣社員でもいいや」となってしまう人もいるかもしれません。

転職を成功させるためにも「正社員になりたい」「安定した収入がほしい」など、なんで転職したいのか目標を忘れないようにしましょう。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のデメリットに「時間がない」と回答した人の口コミを紹介します。

  • つなぎの仕事の方が忙しく、転職活動との両立は探す時間もなく難しかったです。
  • 社員と変わらないくらいの仕事量だったので就活する時間が取れませんでした。
  • 派遣勤務中は転職活動が時間的に制限されました。

2、休暇が取りにくい

2つ目のデメリットは、派遣で働きはじめたばかりだと有給休暇が取れないことです。

なぜなら、条件を満たしていなければ、有給休暇は取れないからですね。

有給休暇が取れる条件は、労働基準法で次のように定められています。

「使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。」(労働基準法 第39条

つまり働きはじめてから半年経たなければ有給休暇は取れないので、休むと欠勤扱いになってしまい、その分のお給料も減ってしまうというわけですね。

それでも休みを取る場合、休む理由を派遣会社と派遣先に連絡する必要があります。

転職活動自体には問題ないとわかっていても、「面接に行くから休みたい」とは言いにくい人も多いと思います。

「休暇が取りにくい=面接に行きにくい」ことであり、転職活動している人にとってはデメリットと言えるでしょう。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のデメリットに「休暇が取りにくい」と回答した人の口コミを紹介します。

  • なかなか休みが取れないため、転職活動する時間がなかったです。
  • 週休2日はありましたが平日は派遣だったので面接にかぎつけるまでが大変でした。
  • 繁忙期で休めない日に転職したい会社の面接日と重なってしまい、無理矢理仕事を休んだのが辛かったです。

どうしても休みを取りたい場合は次の記事を参考にしてください。

3、転職先が決まっても契約期間中だと仕事を辞められない

3つ目のデメリットは、転職先が決まっても派遣の仕事を契約期間だと辞められません。

期間の定めのある雇用では、「やむを得ない事由」がない限り、契約期間中に退職することはできない」と定められているからです。民法628条

メリットに「退職しやすい」とありましたが、契約期間が終わった時の話であり、契約期間の途中の場合、「転職先が決まったから」と辞めることはできません。

ただし、次のような事由(やむを得ない事由)があるときは退職が認められます。

  • 心身の障害や疾病がある
  • 親や子供に介護が必要
  • 業務内容が法令に違反している
  • 悪質なハラスメントを受けた

派遣期間がまだ数ヶ月残っている場合、転職先は派遣期間が終わるまで待ってくれる可能性は低いため、転職するのは難しいです。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のデメリットに「すぐに仕事を辞められない」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 先方が長期を見込んでいた場合、なかなか辞めづらいです。
  • 結局責任感が生じ、思っていたほど短期間ではやめられなかったです。
  • 契約期間満了までは身動きがとれず、いい求人をお見送りしなければならないことが多々あり、結局つなぎにするつもりが、うまく活用できませんでした。

契約期間で迷ったときは次の記事を参考にしてください。

4、派遣から抜けられなくなってしまう

つなぎのつもりで派遣派遣の仕事をはじめたのに、働いているうちに慣れてしまい転職する意欲が薄まってしまう人も多いと思います。

4つ目のデメリットは、派遣から抜けられなくなってしまい、長期間派遣で働いてしまうことです。

派遣社員として長期間働く中で、派遣の仕事に慣れてしまうからですね。

例えば、派遣で働きながらの転職活動自体を面倒に思ってしまうこともあります。

派遣の仕事をしながらの転職活動は「精神」「肉体」「時間」すべての面で余裕がなくなりやすいからですね。

また、正社員と同じぐらいの収入を受け取れたり、当初の予想よりも派遣先の待遇がよかったりすることで、転職意欲そのものがなくなってしまう人もいます。

正社員になるためのつなぎで派遣社員になった人は、「なんで転職したいと思ったのか」を頭に入れながら働くようにしましょう。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のデメリットに「派遣から抜けられなくなってしまう」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 派遣の仕事が意外に楽しくなり転職活動に身が入らなくなってしまった。
  • 派遣をはじめると毎日仕事をこなすだけになり、新しい仕事を探すことも放棄してしまいがちです。そうなるとそこから抜け出せず、無駄に派遣生活が伸びてしまい、次の就職の際に「なぜこんなに長期間派遣をしていたのか?」となります。
  • しっかり求人を探し続けないとダラダラ派遣で働き続けてしまう。

5、ブランク扱いされる

最後のデメリットは、派遣で働いていた期間はブランク扱いされることです。

企業によっては、派遣をキャリアとして見てくれない場合もあるからですね。

メリットで「空白期間ができない」があった一方で、派遣をキャリアと認めない企業へ面接に行った場合、派遣社員で働いていた期間は「ブランク」扱いとなってしまいます。

結局、職歴に空白期間が空くことになるわけですね。

空白期間とみなされること、あなたに対しての評価が下がったり、給料の設定が低くなることもあります。

面接時に失敗しないためにも、「なぜつなぎ派遣をしていたのか」をきちんと答えられるようにしておきましょう。

つなぎ派遣で働きながら転職活動をしたことのある100人に行ったアンケートで、つなぎ派遣のデメリットに「ブランク扱いされる」と回答した人の口コミを紹介します。

  • 派遣期間は正社員としてのキャリアからはブランク扱いされます。
  • 最終の職歴が派遣社員となるため、直前職の給与テーブルが安くなってしまう。
  • ブランク期間だと思われてしまい転職活動に不利になってしまう事もある。

つなぎ派遣のおすすめの働き方3つ

  • 「転職を成功させるためにはどんな働き方がいいの?」
  • 「つなぎ派遣の上手な活用方法を知りたい」

「つなぎ派遣」をしながらトラブルなく上手に転職するためには、どのような働き方をすればいいのでしょうか。

おすすめの働き方を3つ紹介します。

1、派遣期間は短期にする

派遣期間は、1~3ヶ月程度の短期か単発の仕事がおすすめです。

派遣の契約期間中は、自己都合退職できないからですね。

長期契約にしてしまうと、途中で転職先が決まってもすぐには退職できません。

それでも無理矢理退職すれば、派遣会社にも派遣先にも迷惑がかかってしまいます。

社会人として働く以上は、人に迷惑をかけてしまう行為は避けるべきですよね。

自分がどれくらいの期間で転職をしたいのか、転職期間をあらかじめ設定し、転職活動に合わせて派遣の仕事をするようにしましょう。

ただし、短期契約中に転職先が決まらずに契約も更新してもらえないリスクも考えておく必要があります。

また単発の仕事は、すぐに転職先を決めたい人にはおすすめですが、収入が安定しないため長期間の転職活動をする場合は注意しましょう。

2、派遣会社につなぎ派遣であることを伝えておく

派遣会社へ登録する際、正社員になるための「つなぎ派遣」であることを伝えておきましょう。

あらかじめ伝えておけば、条件にあった派遣先を紹介してくれたり、転職が決まったときも辞めやすいからですね。

例えば、つなぎ派遣だと伝えておくことで、単発や短期といった転職しやすい条件の派遣先を紹介してくれることもあります。

また「更新してほしい」と言われたとしても、「転職が決まったから」と辞退しやすいですよね。

登録するときに「正社員になるためのつなぎ」とは言いにくい人もいると思いますが、派遣会社も「つなぎ派遣」だと伝えてほしいと思っていますよ。

※参考⇒エン派遣Q&A

登録する際に「つなぎ派遣」だと伝えておけば、トラブルになる可能性も低いです。

3、紹介予定派遣で働く

正社員になるために転職活動をしている人は、紹介予定派遣がおすすめです。

一定期間派遣で働いた後、双方の同意があれば直接契約になるからですね。

紹介予定派遣は、派遣で働いた後に社員になるかを決められるので、職場の雰囲気や仕事内容が自分に合っているかを見極められます。

また、新たな業界や職種にチャレンジしたい人も社員になる前に働けるので、「この職種は自分にあっていなかった」なんてことがなくなりますよ。

ただし、紹介予定派遣の直接契約には「正社員」だけでなく「契約社員」も含まれます。

紹介予定派遣に応募する際には、どのような条件なのかを必ず確認するようにしましょう。

紹介予定派遣に強い派遣会社を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

まとめ

転職までのつなぎに派遣社員で働けますが、

  • 派遣から抜けられなくなってしまう
  • キャリアと認められないと空白期間とみなされてしまう

など、転職活動が長期になることで転職しにくくなってしまう場合もあります。

つなぎ派遣をしながら転職を成功させるには、転職活動期間を決めて目標を見失わないことが大切です。

つなぎ派遣のメリット・デメリットを知り、転職までつなぎ派遣で働くことが自分に合っているのかを考えるようにしましょう。

「同一労働同一賃金」とは?派遣社員にとってのメリット・デメリットを紹介

  • 「2020年4月から派遣社員も正社員と同じ待遇になるって本当?」
  • 「同一労働同一賃金で何が変わるの?」
  • 「そもそも同一労働同一賃金って何?」

2020年4月より、労働派遣法の改正で「同一労働同一賃金」制度が適用されました。

しかし、「同一労働同一賃金」についてわからない人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、「同一労働同一賃金」とは、正社員と非正規社員で「不合理な待遇差」を解消するための制度です。

現役派遣社員の半数は、派遣社員に対する待遇の変化を実感しています。

なぜなら、派遣社員として就業中の99人へ行ったアンケートで、99人中53人が「同一労働同一賃金」制度によって「変わったことがある」と回答しているからですね。

現役の派遣社員は「同一労働同一賃金」の変化を実感しているかについてのアンケート結果

ただし、99人中46人は「同一労働同一賃金」制度で「何も変わっていない」「わからない」と回答しており、すべての派遣社員の待遇が良くなるわけではありません。

当記事では、

  • 「同一労働同一賃金」の概要や改正点
  • 「同一労働同一賃金」で変わる派遣社員の待遇
  • 「同一労働同一賃金」がもたらす派遣社員のメリット・デメリット

などを紹介しています。

この記事を読むことで、「同一労働同一賃金」で何が変わったのか理解でき、派遣会社や派遣の仕事を探す際、待遇についてしっかりチェックできるようになりますよ。

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【例文つき】派遣会社へのメールの書き方と送信&返信マナー

派遣会社とのメールでのやり取りで、

「どう書いたらいいのかわからない」

と悩んでしまう場面は多いと思います。

短い言葉やスタンプのみで成り立つLINE(ライン)と違い、メールは「きちんとした文章で書かなければいけない」というプレッシャーを感じてしまうからではないでしょうか。

派遣会社とのメールは、いわゆるビジネスメールです。

そのため、友だちへのメールと同じノリで書いてしまうと、不快に思われたり、「常識がなさそう」と思われたりするリスクがあります。

でも心配はいりません。

派遣会社とのやり取りはパターンがあるため、メールの基本とテンプレートを知っておけば十分対応できるからです。

当記事では、派遣会社とのやりとりでよく使うメールの書き方を「例文つき」で解説していきます。

ぜひ、ブックマークしてご活用ください。

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二重派遣は罰則のある違法行為|回避方法と相談窓口を知る

  • 「これって二重派遣じゃないの?」
  • 「二重派遣されているけれどどうすればいいんだろう」
  • 「二重派遣に罰則はあるの?」

二重派遣は違法行為です。

なぜなら二重派遣は、間に入る会社が増えることで、契約内容や責任の所在がうやむやになったり、給料の中抜きが多くなったりして、派遣社員に不利益が生じる可能性も高いからです。

当記事では、

  • 二重派遣とはどのような状態をいうのか
  • 二重派遣を避ける方法
  • 二重派遣された場合の相談窓口

について解説します。

当記事を読めば、二重派遣についての理解が深まり「どうやったら二重派遣されずにすむか?」「万が一されてしまった場合どこに相談すればよいか?」わかります。

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