【面接での逆質問ランキング】経験者500人アンケート調査

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採用面接の最後にはたいてい「何か質問はありますか?」と聞かれます。

逆質問の内容次第では、面接官に「積極的だな」などのよい印象を残せるでしょう。

一方で、逆質問で何を聞いたらいいかわからないと困る人も多いのではないでしょうか。

今回は男女500人にアンケート調査を行い、どんな逆質問をしたかを聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:就職・転職時に面接を受けたことがある方
  • 調査日:2021年10月9日~12日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性325人/男性175人)

面接で逆質問をしたことがある人は73.6%

まず、面接で逆質問をしたことがあるか聞いたところ、結果は以下のようになりました。

面接で逆質問をしたことがあるか

「ある」と答えた人が73.6%で多数。

多くの人が逆質問をしているとわかりました。

「逆質問した理由」「逆質問しなかった理由」について、具体的な回答を紹介します。

逆質問をした理由

  • 質問の答えによっては、選考辞退せざるを得ない場合もあったからです(女性、面接時29歳)
  • 求人票だけではわからないことがあるし、印象を残したかったので(女性、面接時30歳)
  • 逆質問をしないと志望意欲・動機が薄いと思われるからです(男性、面接時44歳)

逆質問した人からは「逆質問しないと、会社に興味がないと思われそう」「印象を残したかった」といった回答がありました。

「質問したほうが意欲的だと捉えられる、とエージェントの方にアドバイスをいただいたので」など、逆質問するよう指導されたという人も。

「面接が終わっても疑問点が残ったから」「採用後のミスマッチをなくすため」という回答もありました。

逆質問をしなかった理由

  • 的はずれなことを言ってしまわないか不安だったので(男性、面接時18歳)
  • 緊張で思いつかなかったから(男性、面接時22歳)
  • 聞きたかったことをしっかり説明していただけたので(女性、面接時36歳)

逆質問しなかった人からは「疑問点が解消されていたから」「緊張して余裕がなかった」などの意見が寄せられました。

本当は聞きたいことがあったものの「条件面や待遇のことを聞いたら不利になると思ったから」という回答も。

「業務内容もわかっていなかったため、今のところ質問はないと答えました」と、事前のリサーチ不足で質問できなかったという人もいました。

面接での逆質問1位は「入社までに準備すべきこと」

続いて、どのような逆質問をしたか聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位10位までをランキング形式で紹介します。

面接の逆質問ランキング

1位になったのは「入社までに準備すべきこと」です。

2位以下は「仕事内容の詳細」「社内の人間関係・雰囲気」と続きます。

「入社までに準備すべきこと」「社内の人間関係・雰囲気」「面接担当者のエピソード」など、募集要項・求人票などでは確認できない項目について質問した人が多くなりました。

11位以下には「活躍している人材の特徴」「職場の男女比」などが入っています。

1位 入社までに準備すべきこと

  • 即戦力になるためにはどのような経験や勉強を行えばいいか(男性、面接時25歳)
  • 「採用していただけたとしたら、事前に勉強しておくことや準備しておいた方がいいことがあれば教えてください」と聞きました(女性、面接時32歳)
  • 入社が決まったとしたら、何をしておいた方がいいのか(女性、面接時40歳)

「入社までに準備すべきこと」が1位でした。

「入社までに用意したほうがいいものや、勉強すべきことがあれば教えて下さい」と聞いた人が多数。

「即戦力になるために準備しておくべきことはありますか」と聞いた人も。

即戦力して求められる力を確認できると同時に、仕事への熱意をアピールできる質問といえます。

2位 仕事内容の詳細

  • 「採用された場合、1日の業務の流れを教えてください」と質問(女性、面接時25歳)
  • 「入社後の業務について、よければ少し詳しく教えて貰えますか?」と聞きました(男性、面接時30歳)
  • 入社した場合に自分に任されるプロジェクトの概要・役割・仕事内容について質問します(男性、面接時40歳)

2位は「仕事内容の詳細」です。

業務内容の概要は求人票などに記載されているはずですが、さらに深堀りして聞いたという人もいました。

具体的には「1日の流れや繁忙期」「入社後に与えられる役割」「仕事で使うソフトの種類」「業務のスピード感」「客層」など。

求人票に記載された仕事内容を理解した上で的を得た質問ができれば、仕事に対する意欲をアピールできそうです。

3位 社内の人間関係・雰囲気

  • 風通しのよい会社と評判だったので、社風について質問。とくに上司と部下の関係性や、社員同士のコミュニケーションについて聞きました(男性、面接時26歳)
  • 配属先の雰囲気について(女性、面接時32歳)
  • 職場の人間関係はどうか(男性、面接時48歳)

3位に入ったのは「社内の人間関係・雰囲気」です。

社風や人間関係についての質問は、「人間関係は良好ですか」などと聞くと漠然としてしまい面接官が答えにくいケースも。

例えば「部下は上司をどのように呼んでいますか」「若手社員の提案で、商品化につながった例はありますか」など、具体的な取り組みや社員の行動について聞くと面接官も答えやすいでしょう。

4位 面接担当者のエピソード

  • 「お客様に言われて一番嬉しかった言葉やできごとを教えてください」と質問(女性、面接時21歳)
  • 面接官の方に「なぜこの会社に入ろうと思ったのか」を質問しました(女性、面接時29歳)
  • 面接官の入社動機や現在の仕事のやりがいを質問しました(男性、面接時33歳)

4位に入ったのは「面接担当者のエピソード」です。

面接官個人の「仕事のやりがい」「仕事で一番嬉しかったこと」について質問したという回答が寄せられました。

面接官の入社動機について聞いたという人も目立ちます。

また「壁にぶつかったときにどう乗り越えたか」「個人目標の立て方」「入社後に感じたギャップ」について質問した人もいました。

5位 休日・休暇について

  • 有給休暇取得率について(女性、面接時23歳)
  • 「子どもがいるので急なお休みを頂くこともあると思うのですが、業務に支障はあるでしょうか」と質問(女性、面接時34歳)
  • 「完全週休2日となっていますが、繁忙期など例外はあるのでしょうか?」と質問しました(男性、35歳)

「休日・休暇について」が5位に入りました。

「有給休暇のとりやすさ」「急な休みへの対応」「シフト制の場合、希望休がとれるか」について聞いたという体験談が寄せられています。

ただ仕事内容にまったく触れずに休日のことだけを聞くと、「待遇面だけを気にしている」というマイナスな印象に繋がる可能性もあります。

「将来長く働いていくために育児休暇や有給休暇の取りやすさが重要だと考えているので、状況を教えていただけますか」など、前向きさをアピールしながら質問するなどの工夫が必要でしょう。

どうしても直接聞きにくい場合には「転職エージェントを通じて聞く」という方法もあります。

6位 職場の人数・年齢構成

  • 希望部署の人数、構成などを質問しました(女性、面接時25歳)
  • 配属予定のグループの人数と年齢構成はどのくらいか(男性、面接時32歳)
  • 事務所内で、事務専属として従事している人数を聞きました(女性、面接時42歳)

6位は「職場の人数・年齢構成」です。

「何歳くらいの方が中心になって活躍されている職場ですか」という聞き方をした人も。

希望部署の人数や年齢層を聞くことで、職場の雰囲気を掴めそうですね。

希望配属先の具体的な情報について質問することで、入社後のイメージを膨らませられますし、会社への志望度の高さをアピールすることもできます。

7位 採用者に求めること

  • どんな看護師を求めるか(女性、面接時21歳)
  • 「私が希望する職種はどのようなことが大切であると考えているか、またはどのようなことを期待しているか」を質問しました(女性、面接時26歳)
  • 今回の募集に関して、応募者に期待している役割はどのようなことか(男性、面接時41歳)

7位は「採用者に求めること」でした。

「求める人材像」「応募者・採用者に期待すること」「どのようなスキルが求められているか」を確認したという回答が寄せられています。

やる気や熱意をアピールできる逆質問ですね。

ただ「求める人材像やスキル」は求人票などに記載されている場合もありますので、十分確認してから質問しましょう。

8位 残業の有無や時間

  • 残業や有給休暇についての説明があまりなかったので、実際の状況について尋ねた(女性、面接時24歳)
  • 自分は残業をしないように工夫をしているが、御社ではどのような取り組みをしているか(男性、面接時36歳)
  • 残業時間や休日出勤の可能性について。どれくらいの頻度で残業や休日出勤があるか(女性、面接時38歳)

「残業の有無や時間」が8位に入りました。

「平均的な残業時間」や「残業を減らすための取り組み」について聞いたという回答が寄せられています。

ただ残業についての質問は、聞き方によってはマイナスイメージに繋がることも。

どうしても聞いておきたいなら「求人情報には残業ありと書かれていましたが、具体的にはどれくらいでしょうか」「必要ならば残業しますが、平均的には月何時間くらいでしょうか」など、「求人情報ではわからなかった」「必要なら残業もする」という姿勢を見せつつ質問するのがベター。

聞きにくい場合は転職エージェントを通じて調べる方法もあります。

9位 教育体制について

  • 医療系の職種でしたので「どんな勉強会を行っていますか?」と質問しました(男性、面接時28歳)
  • 入社後の研修があると伺いましたが、具体的にはどのような研修を受けられますか(女性、面接時38歳)
  • 慣れていないことは教えてもらえるのかどうか(女性、面接時41歳)

9位は「教育体制について」でした。

「研修の期間や内容について」「OJTについて」の質問をしたという回答がありました。

研修や教育体制に関する質問をすれば、企業の社員教育への熱意や社員に期待する能力を知れるでしょう。

ただ「教えてもらえるのが当たり前」というような姿勢だと「頼りない」「受け身」と見られてしまうこともあるので注意が必要です。

10位 給与額について

  • 入社後に資格を取得した場合に給料は上がりますか(女性、面接時18歳)
  • 給与体系やモデルケースなどについて質問しました(男性、面接時34歳)
  • 昇給額について(男性、面接時35歳)

「給与額について」が10位に入りました。

「自分のキャリアだと給与がいくらになるのか聞いた」「歩合給について質問した」などの回答が寄せられています。

ただ選考段階で給与面・条件面について聞くのはリスクを伴いますし、明確な回答が返ってくるとは限りません。

聞き方の工夫としては「自分と同等の年齢やスキルの人のモデル年収を聞く」方法があります。

また「具体的な条件面の提示は、いつごろいただけますか」と質問し、条件提示を待つのもアリ。

転職エージェントを通じてモデルケースの情報を入手したり、年収の交渉をしたりもできます。

まとめ

500人にアンケートを行ったところ、就職・転職の面接で「逆質問」をした経験がある人は73.6%でした。

逆質問した理由は「その会社への興味ややる気をアピールするため」「疑問点があったから」など。

逆質問しなかった理由としては「緊張してできなかった」「疑問点がなくなったから」などが挙がりました。

逆質問の内容第1位は「入社までに準備すべきこと」。

仕事への熱意をアピールできる質問と言えますね。

「休日のとりやすさ」「残業の有無」「給与」について質問したという人もいましたが、一般的には「面接では、待遇面についてばかり質問するのはよくない」と言われます。

「給料や残業について気になるけど、聞きにくい」なら、転職エージェントを通じて確認してみてはいかがでしょうか。

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