【英語を使う職業ランキング】男女500人アンケート調査

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「英語を使う仕事がしたい」「語学力を生かして働きたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

ただ一口に「英語を使う」と言っても、業界や職種はさまざま。

そこで今回は英語を使う仕事に就いている男女500人にアンケートを実施。

「英語を使ってどんな仕事をしているのか」や「英語力に自信があるか」について聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:英語を使う仕事をしている人
  • 調査日:2021年9月25日~10月3日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性288人/男性212人)

英語を使う職業 属性

英語を使う職業1位は「事務・管理部門」

英語を使う仕事に就いている男女500人に「あなたの職業はなんですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位8位までをランキング形式で紹介します。

英語を使う職業ランキング

全体的に回答が分散したなか、1位になったのは「事務・管理部門」。

2位以下には「接客・販売」「宿泊・旅行・観光業」などがランクインしました。

「通訳・翻訳」「英語教師・講師」などのほか、「営業職」や「技術職」も上位に入っており、幅広い職種で英語力が求められていることが伺えます。

なお9位以下には「医療系専門職(20人)」「受付(20人)」「貿易事務・輸出入部門(17人)」「飲食業(16人)」「研究職(13人)」などが入りました。

では具体的な職種や仕事内容について、回答をもとに紹介します。

1位 事務・管理部門

  • 人材派遣会社の人事部採用担当(20代女性)
  • 外資系商社の営業アシスタント(30代女性)
  • 不動産賃貸業の管理部門(40代男性)

「事務・管理部門」が1位でした。

業種はIT・不動産・メーカー・医療機関・商社などさまざま。

外資系企業や「英語が社内公用語になっている会社」の事務部門で働いている人もいました。

英語を使う仕事内容としては「海外工場との電話会議」「外国人エンジニアの採用担当」「海外からの問い合わせへの対応」などが挙がりました。

2位 接客・販売

  • テーマパークのスタッフ(20代男性)
  • 販売業(30代女性)
  • ショッピングモールで販売(40代女性)

2位は「接客・販売」です。

百貨店・アパレルショップ・土産物店・スーパーなどで働く人から回答が寄せられました。

中には海外のダイビングショップやアパレルショップで働いている人も。

「顧客の2~3割が中国人や米国人」「外国人観光客のお客さんがたまに来店します」といった体験談が寄せられました。

「アパレルショップ店員です。外国からのお客様に気持ちの良い接客をするため、会社から英語の勉強を勧められます」という人もいました。

3位 宿泊・旅行・観光業

  • 旅行会社の旅行企画・手配業務(20代女性)
  • ホテルフロント(30代男性)
  • フリーランスで観光ガイド業をしています(40代男性)

3位に入ったのは「宿泊・旅行・観光業」です。

日常的に外国人観光客への対応が発生するため、英語を使うことがイメージしやすい職種ですよね。

「社内に外国人がいる」「取引先の担当者が外国人」「英文メールで問い合わせが来る」「海外とやりとりする」といった回答がありました。

4位 営業職

  • ゲーム会社のPMと営業(20代女性)
  • 外資系食品メーカーの営業(30代男性)
  • 損害保険会社の営業担当(50代男性)

4位に入ったのは「営業職」です。

「外国人雇用企業への保険営業」「造船会社の営業」「レジャー施設でのカウンター営業」など、さまざまな企業の営業職から回答がありました。

英語での仕事内容は「翻訳と通訳を任される」「英語で電話」「英文メールへの対応」など。

外資系企業の営業職として働く人や、海外営業に携わっている人も多数いました。

5位 IT系エンジニア

  • IT企業のエンジニア(20代男性)
  • Webサイト制作(30代女性)
  • システムエンジニア(40代男性)

「IT系エンジニア」が5位に入りました。

職種はシステムエンジニア、インフラエンジニア、プログラマーなど。

「上司がアメリカ人」「プログラミングはほとんど英語が使われる」「コーディングの参考情報を英語サイトで検索する」「海外の協力会社と頻繁にコミュニケーションをとる」などの回答が寄せられています。

システムエンジニアやWEBデザイナーは「海外でも活躍できる可能性が高い職種」として紹介されることもありますね。

6位 技術職

  • 医療機器の技術者(30代男性)
  • メーカー技術職(40代女性)
  • 製造業の設計部門(50代男性)

6位は「技術職」です。

自動車・電子機器・医薬品など、さまざまなジャンルのメーカーに勤務しているエンジニアから回答をいただきました。

英語を使う仕事内容としては「英語圏への出張がある」「海外の顧客から英語の仕様書や図面が送られてくる」「海外支社とのやりとりがある」などが寄せられています。

7位 通訳・翻訳

  • 絵本の翻訳(30代男性)
  • 通訳(40代女性)
  • インドネシア語翻訳。英語からインドネシア語への翻訳も含みます(50代女性)

7位は「通訳・翻訳」でした。

英語を使う仕事としてイメージしやすい職業のひとつですよね。

「病院の通訳」「特許技術文書の翻訳」などとして働いているという回答が寄せられています。

「フリーランスで翻訳の仕事をしている」という人も複数いました。

8位 英語教師・講師

  • 通信教育の英語指導(30代女性)
  • フリーランスで英語講師をしています(40代男性)
  • 英語教室でこども英会話講師(50代女性)

「英語教師・講師」が8位に入りました。

「通訳・翻訳」同様、英語を使う仕事としてイメージしやすいですよね。

英会話スクールで教えている人のほか「保育園での英語講師」「通信教育での英語指導」をしているという人もいました。

英語を使う職業の人のうち”英語が得意”な人は49.4%

続いて「あなたは英語が得意ですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

英語が得意か

「得意」「まあ得意」と答えた人は49.4%でほぼ半数。

一方、仕事で英語を使いながらも「自信がない」「苦手」と感じている人も半数以上いることがわかりました。

その理由について、具体的な回答をもとに紹介します。

英語が得意な人の意見

  • アメリカ人著者から文章訂正を依頼される際、相手が何を言わんとしているのかが分かるため。英語を苦しいと感じたことはありません(20代女性、英語教材制作・編集)
  • 問題なく外国人と英語でコミュニケーションが取れるから。海外の大学を卒業しているため(30代男性、フリーランス翻訳)
  • 元々公用語が英語の外資系企業に勤め、仕事で英語を使っていたので。英語を使ったコミュニケーションには全く抵抗がない(40代男性、外国人向けカスタマーサポート)

「得意」「まあ得意」と答えた人からは、「外国人とのコミュニケーションに問題がない」「最低限の読み書きができる」といった回答が寄せられました。

英語が得意になった理由としては「幼少期に海外で暮らしていた」「大学で外国語を専攻」「留学経験がある」「配偶者が外国人」などが挙がっています。

また「仕事で多く使うため、とにかく勉強した」「TOEICの勉強をしたら、リスニングができるようになった」「新卒で就職した際にはそれなりの英語力だったが、転職の合間に英語圏へ1年半留学した」という人も。

「上司がアメリカ人なので毎日チームワークをしていたら、支障なく会話できるようになった」と、日々の仕事の中で英語力を身につけたという体験談もありました。

英語が得意でない人の意見

  • 外国のお客様が来られた際、簡単な英語でしゃべってくれますが、意味を理解できても返事が出てきません(20代男性、飲食業)
  • 元々英語の授業が苦手でまったく話せない。仕事で医療関係の英語論文の引用を読むこともあるが、辞書が手放せない(30代女性、理学療法士)
  • メールで英語を打つときに、翻訳ソフトに頼っているから(40代男性、IT系エンジニア)

「あまり得意ではない」「全く得意ではない」と答えた人からは「読解はできるが、会話がまったくできない」「外国の方と話せない」「全く聞き取れないし読めない」などの意見が寄せられました。

「仕事で使う言葉や簡単な単語はわかるが、その他は聞き取れない」「ホテルフロントで使う英語は毎日同じだが、たまに電話がかかってくると対応にとても苦労する」という回答も。

「日常業務に問題はないが、イレギュラーな英語対応が発生すると困る」という人も多いとわかりました。

「得意なんですねと周囲から言われることはあっても、個人的にはそう思わない」と、周囲からの評価に対して自己評価が厳しい人もいました。

学校教育以外で英語学習の経験がある人は77.8%

最後に「学校教育(小中高・大学・専門学校)以外で英語学習の経験がありますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

英語の学習経験があるか

「過去にある」「学習中」の人が合わせて77.8%で多数。

「留学経験がある」「TOEICを受けた」などの体験が寄せられています。

「TOEICが905点で、海外在住経験が5年以上あり、継続的に語学の勉強をしている」と、得意な人が継続的に勉強している例も。

一方で「苦労しているから勉強中」という人もいました。

まとめ

英語を使った仕事に就いている男女500人に「あなたは何の仕事をしていますか」と聞いたところ、最も多かったのは「事務・管理部門」でした。

「接客・販売」「宿泊・旅行・観光業」「通訳・翻訳」「英語教師・講師」など、英語を使う仕事としてパッと思いつくもの以外にも「営業職」「ITエンジニア」「技術職」などが上位にランクイン。

幅広い職種で英語力が活かせるとわかりました。

また「英語が得意な人」「不得意な人」はほぼ半数ずつで、仕事で英語を使いながらも苦手意識を持っている人も多数。

「取引先から英語で電話があった場合に、すぐ返答できずにしどろもどろになってしまう」「英語のドキュメントはブラウザの翻訳機能なしでは読めない」などの苦労話が寄せられました。

また学校教育以外で英語学習の経験がある人は8割近くにのぼり、多くの人が自主的に英語を勉強していることもわかりました。

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