経理事務の派遣社員が行う仕事内容・やりがい・おすすめの派遣会社も紹介

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経理事務の経験者へ聞いた
  • 経理事務の仕事って具体的に何をするの?
  • 経験や資格がないとできないの?
  • 時給が高いってほんと?

「経理事務に興味があるけど、なんとなく難しそう・・・」「数字を扱う仕事なのは分かるけど、毎日何をしているのかイメージがつかない」

そんな人も多いのではないでしょうか。

この記事では、経理事務が毎日どんな仕事をしているのか、経験や資格は必要なのか、また経理事務のやりがいや大変なことについて経理事務経験者のアンケート調査をもとに解説していきます。

読めば、経理事務の仕事内容や適正について理解が深まり、自分に合った仕事かどうか判断できるようになりますよ。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

営業事務におすすめの派遣会社3社はこちら
  1. テンプスタッフ
  2. スタッフサービス
  3. アデコ

経理事務の派遣社員が行う仕事内容

まずは、経理事務の派遣社員が行う具体的な仕事内容を見ていきましょう。

【経理事務の仕事内容の一例】

  • 伝票入力
  • 経費精算
  • 小口精算
  • 入出金の入力/管理
  • 売掛金・買掛金の入力/管理
  • 仕入れ管理
  • 銀行またはネットバンキングでの振り込み・振り込み確認
  • 給与・賞与計算/振り込み処理
  • 年末調整の書類チェック
  • 見積書・納品書・請求書のチェックや作成
  • 小切手・手形の発行/処理
  • 会計ソフトへの仕訳入力
  • 月次・年次決算業務
  • 固定資産の計上・減価償却
  • 会社法に基づく決算書作成業務
  • 予算策定業務
  • こんなにたくさん仕事があるの?
  • 難しそうで私には無理かも・・・

と思った方もいるかもしれませんが、上記に挙げた仕事内容を全て行うわけではありません。

経理事務の仕事内容は、会社の規模や事業内容によって違います。

また、「派遣社員に任せる仕事の範囲」も企業ごとに異なります。

たとえば、スタッフサービスの経理事務の求人を見てみると、「伝票入力」「経費入力」のように比較的やさしい仕事もあれば・・・

スタッフサービスの経理事務求人

「決算対応」「予算分析・予算作成補助」のような企業会計の中枢を担うものもあります。

スタッフサービスの経理事務求人

同じ経理事務でも、仕事内容や任される仕事の難易度はさまざまであることがわかります。

経理事務として働く派遣社員の一日

では、経理事務の派遣社員の方は、毎日どのような感じで働いているのか、一日の流れを見ていきましょう。

【コンサルタント会社で働く派遣社員Aさんの一日】

9:00 出社
前日入力したデータのエラーチェック。その後、部内ミーティングに参加。
9:30 伝票入力作業
同僚と手分けして伝票の入力作業。伝票に不備がある場合は当該部署に連絡して確認。
12:00 ランチ休憩
この日はお弁当を持参。休憩は1時間あるので、同僚と会社近くの定食屋さんに行くことも。
13:00 伝票入力作業の続き
午前中の伝票入力の続き。伝票・経費のような入力作業は量が膨大なため、数日間同じ作業が続くこともある。また、月に1回は研修あり。
15:30 本日の入力件数の確認
同僚とお互いの入力内容をダブルチェックする。
16:30 チェック内容のフィードバック
17:00 退社

未経験で経理事務の派遣社員として働くのは難しい

「経理事務の経験はないけど仕事をしてみたい」という方も多いと思いますが、残念ながら未経験から経理事務の派遣社員として働くのは難しいのが現状です。

経理事務の派遣は「未経験可」の求人が少ない

未経験者が経理事務の仕事をするのが難しい理由は、経理事務の派遣には「未経験可」の求人自体が少ないためです。

下記は、大手派遣会社スタッフサービスの東京都内における「未経験可能」な経理事務の求人割合です。

未経験可の経理事務の派遣求人

「未経験可能」な求人は全体のわずか22%。

8割近くの企業では、即戦力になる経験者を求めており、未経験者が経理事務の派遣社員として働くのは厳しいことがわかります。

「エクセル」と「簿記資格」で未経験をカバーできる

では、「現時点で経験がなければ、経理事務の派遣社員になることはムリなのか?」といえば、そうとは言い切れません。

先ほどのスタッフサービスの求人割合では、22%が「未経験可」でした。

経理事務が未経験でも、「エクセルが使える」「簿記の資格がある」、もしくはその両方を満たしていれば、経理事務として働ける求人もあります。

経理事務未経験可の条件
「未経験可」の求人には、会計ソフトやエクセルでの入力作業ができれば十分なものもあり、また、簿記資格があれば、経理事務の基本的な知識があると判断されるためです。

そして、たとえ簡単な入力業務であっても一度経験を積めば、次からは「経験者」として求人に応募できます。

未経験の方は、エクセルを使えるようになること、そして、簿記の基本を学べる「簿記検定3級」を取得して、「未経験可」の求人から挑戦しましょう。

簿記2級があると就業先を選べるようになる

「簿記2級」があると、多種多様な業界や企業で活躍できるようになり、就業先を自分自身で選べる立場になれます。

簿記2級では、3級で学ぶ「商業簿記」に加えて、より複雑な「工業簿記」を学ぶことから、あらゆる経理事務をこなせる人材として評価されるためです。

当社が経理事務の経験者に行ったアンケート調査でも、

「簿記2級」取得を派遣会社に報告したとたんに複数のお仕事紹介がきて、大手外資系飲食店で採用が決まった。」

という口コミがありました。

簿記3級は、いわば簿記の入門編、そして2級は上級編です。

未経験から経理事務を始める人は最低限3級を取得しておきたいところですが、経理事務としてもうワンステップ進みたい方は、ぜひ2級にチャレンジしてみてください。

簿記の資格はいくつかありますが、企業の信頼度が高いのは「日商簿記」です。

日商簿記3級 日商簿記2級
平均合格率 40%前後 22%前後
試験日 年3回(2・6・11月の日曜日) 年3回(2・6・11月の日曜日)
受験料(税込) 2,800円 4,630円
試験科目 商業簿記 商業簿記・工業簿記

経験者に聞いた経理事務の大変なところ

経理事務の仕事に興味はあるけれども、自分にできるかどうか心配な人は多いと思います。

この章では、経理事務の派遣社員として働いたことのある60名に、経験者が実感している「経理事務の大変なところ」を教えてもらいました。

派遣の経理事務の大変なところ

仕事量が多く忙しい/残業がある(25名)

仕事量が多く忙しい、残業が続いて大変と答えた人が60名中25名で、ダントツの1位でした。

経理事務の仕事は、請求・支払い・決算のように締め日のある業務がほとんどであることから、月末や期末、年度末は仕事が立て込んでしまうためです。

口コミでも、「締め日や決算前がとにかく忙しくて大変」という声が多く聞かれました。

経理簿記の仕事をするなら、定期的に発生する残業は覚悟した方が良さそうですね。

【口コミ】

  • 年度末を始め月次決算の時期は忙しく残業も多い
  • 決算前はおにのような仕事量をこなさないといけない
  • 毎月の入力伝票が800枚前後あり、チェック期間は一日中電卓と格闘している
  • 決算期は処理が増えるため残業が多く、家と会社の往復が続いて体力的にしんどい
  • 締め日はとにかく忙しく、トイレも我慢するほど

収支がピッタリ合うまで仕事が終わらない(12名)

60名中12名が「収支がピッタリ合うまで仕事が終わらないことが大変」と回答しました。

「実際の現金と帳簿が合わない」
「貸方と借方の金額がズレる」

こういった場合、入力漏れなのか、入力科目を間違ったのか、それとも伝票が足りないのか・・・合わない原因を見つけ出し、ピッタリ一致するまで仕事を完了することができないためです。

どこが違っているのかわからない膨大な量のデータをイチから見直すのは、非常に時間がかかるため、この収支チェックが「締め日前に残業が発生する原因」とする声も多数ありました。

「収支が合うまで仕事が終わらないのが大変」というのは、経理事務をしている人なら誰もがうなずく結果かもしれませんね。

【口コミ】

  • 貸方と借方の勘定が合わないと追跡調査が発生し、ピッタリ合うまでやらなければならない
  • お金の出入れが激しいと金額が狂いやすくなる。1円の違いで30分数え直したことがある
  • 伝票の整理がキツイ。1枚でも足りないと計算が合わないため伝票を探す作業が入る
  • 定期的に帳簿上の現金残高と実際のお金を照合するがが、一致しないと過去にさかのぼって帳票を確認しなければならない

会社ごとのルールに対応しなければならない(10名)

60名中10名が、「会社(派遣先)ごとのルールに対応しなければならないことが大変」と回答しました。

経理事務をするうえで必要な基本知識はどんな業種でも変わりませんが、経理の処理方法やルール、使用する会計ソフトは企業によって異なるためです。

派遣の場合、数ヶ月~数年ごとに派遣先が変わるため、その度に企業ごとの新たなルールを覚え直す必要があるというわけですね。

また、「法改正によるルールや書類の変更に、その都度対応するのが大変」という声もありました。

状況に合わせて対応し、常に学び続けなければいけないのが、経理事務の大変な点と言えます。

【口コミ】

  • 企業によって勘定科目が異なったり、特有の経理処理・ルールがあるため、派遣先が変わるたびに新たに覚えなければいけない
  • 企業ごとに使用する会計ソフトが違うので、覚えるまでが大変
  • 消費税・子ども手当など、法律が変わるたびにルールが変わるので、せっかく覚えた仕事も覚え直しになってしまう
  • 年末調整時に提出してもらう用紙の様式が毎年のように変わる。その度に従業員に説明するのが大変

責任が重い(6名)

60名中6名が、「責任が重いこと」を経理事務の大変な点として挙げました。

会社のお金に関わる仕事であることや、経営判断に関わるデータをまとめたり、多くの人の目に触れる書類を作成したりすることから、「間違いがあってはいけない」と責任やプレッシャーを感じる人が多いようです。

【口コミ】

  • 会社のお金に関わる仕事なので小さなミスも許されないので常に気が張っている
  • お金を扱うので、他の部署と比較して責任を重く感じる
  • 公認会計士事務所で経理事務をしているが、株主など多くの人に目に触れる書類を作成するため、とても責任が重いと感じる

いろいろな人とコミュニケーションを取らなければいけない(6名)

60名中6名が、「いろいろな人とコミュニケーションを取らなければいけないのが大変」と回答しました。

たとえば、伝票処理を行う際に何か不備があれば、当該部署に問い合わせて確認しなければなりません。

また、「接待費や交通費などの経費精算が多い営業さんが期限まで経費申請をしてくれず、催促を入れなければならない」といったこともあります。

ほかにも、「他部署との連携が取れていないと、分からないことがあったときに快く教えてもらえない」という意見もありました。

経理事務と聞くと、パソコンに向かって黙々と仕事をするイメージがありますが、意外にも人との関わりが多いことがわかりますね。

【口コミ】

  • 毎月必ず経費申請が遅れる人がいるが、催促しに行くと嫌な顔されることがある
  • 申請された経費が何に使ったものなのかよく分からないとき、経理としては詳細を聞かなければならないが、そんなときに煙たがれるのが辛い
  • 他部署とのコミュニケーションが取れていないと必要な情報が入ってこないため、たとえば、他部署が発行した領収書が原因で収支が合わない場合などに聞くことができずに困る。

経験者に聞いた経理事務のやりがいやメリット

では次に、経理事務のどんなところに魅力があるのか見ていきましょう。

56名の経験者に聞いた「経理事務のやりがいやメリット」のアンケート結果は以下の通りです。

派遣の経理事務のやりがい

努力しだいでスキルが上がり仕事の幅が広がる(18名)

56名中18名が、「努力しだいでスキルが上がり仕事の幅が広がる」ことを経理事務のメリットとして挙げました。

経理事務は、伝票入力や入出金処理のような比較的簡単な業務から、決算書作成のような難易度の高い業務まで、仕事内容にレベルがあります。

そのため、経験を積みながら段階を踏んでスキルアップすることが可能ですし、任せられる仕事の幅が広がることで、スキルアップがわかりやすく実感できます。

また、経験だけでなく、簿記の資格取得もスキルアップに役立ちます。

口コミでも、「簿記2級を取得したことでほかの派遣スタッフよりも高度な業務を任せてもらえるようになり、それに伴い時給が一気に100円アップした」という人がいました。

さらに、簿記2級と実務経験があれば、次の派遣先がスムーズに決まるのはもちろん、社員登用への道もひらけます。

努力しだいで、どんどんスキルアップしていけるのは、経理事務ならではのやりがいでありメリットと言えますね。

【口コミ】

  • 事務処理能力が向上すると、自分の裁量でできる仕事の幅が広がっていく
  • 経理的な事務処理について上司に提案や意見ができるようになっていく
  • 次の仕事や転職へのステップアップになる
  • 在職中に簿記2級を取得したら、より難易度の高い仕事を任せてもらえるようになり、それに伴って時給もアップした

企業の経営に直結した仕事ができる(13名)

経理事務のやりがいとして、56名中13名が「企業の経営に直結した仕事ができること」と回答しました。

経理事務は、資金繰りから材料調達、売り上げ管理、コスト調整など、会社のお金の流れを隅々まで把握することが可能だからです。

また、会社の予算や営業方針は、経理が提出したデータに基づいて分析されます。

その結果、会社の弱点や前年度との差異など、今後企業が成長していくための課題を見つけることも可能となります。

経理事務は、企業の経営を左右する重要な仕事と言えるでしょう。

【口コミ】

  • 会社の経営状態が把握できる
  • 経営者の判断に重要なデータを提出することができる
  • 会社のどこに無駄があるのか、何に投資をするのがいいのか、数字を見て今後の会社経営の参考になることを考えられる
  • 経営陣に会社の数値的な現状を説明することができる

時給が高い(12名)

「経理事務は時給が高いことがメリット」と回答した人が、56名中12名いました。

下記は、東洋経済オンラインが2018年に発表した、関東・東海・関西の三大都市圏の平均時給ですが、たしかに経理事務は、ほかの事務職と比べて高時給であることがわかります。

英文事務 1,683円
経理・財務・会計・英文経理 1,588円
金融事務(証券会社) 1,544円
一般事務 1,512円
金融事務(銀行) 1,490円
医療事務 1,247円

東京都内で言えば、経理事務の時給相場は1,700円以上で、なかには2,000円を超すものもあります。

また、もともと時給の高い経理事務ですが、簿記資格の取得や、できる仕事の幅が広がることでさらなる時給アップも十分可能となります。

その他のやりがいやメリット

上記で紹介した以外にも、経理事務にはさまざまなメリットがあります。

収支がピッタリ合ったときに達成感がある

地道な計算や入力チェックが続くぶん、収支がピッタリ合ったときの達成感や充実感があるという口コミも目立ちました。

苦労が多いぶん、報われたときの喜びも大きいということですね。

自分のペースで仕事ができる

経理事務のメリットとして「自分のペースで仕事ができること」を挙げる人もいました。

締め日前は多忙になりがちな経理事務ですが、ベースとなる仕事内容は日ごと、週ごと、月ごとに決まっているため、忙しくなりそうなときは仕事を前倒しにするなど、計画的に進めれば自分のペースで仕事をすることも可能なようです。

経験があれば40代・50代でも仕事がある

経理事務は、40代・50代でも経験があれば仕事が途切れないという口コミもありました。

【口コミ】
30代半ばから経理事務の派遣を始めましたが、40代半ばになった今も継続してお仕事を紹介してもらえています。同じ職場には、ほかの派遣会社からきた50代の派遣さんもたくさんいます。

経験や知識が何よりも重視される経理事務は、年齢に関わらず働けるのが大きなメリットです。

結婚や出産でブランクがある主婦の方でも、就業しやすい仕事と言えるでしょう。

経理事務の求人数が多いおすすめの派遣会社登録先

経理事務の派遣を探す際は、大手派遣会社、地元密着型の派遣会社、経理事務に特化した派遣会社などがありますが、この章では「経理事務の求人の扱いが多い」おすすめの派遣会社を紹介していきます。

テンプスタッフ(1,450件)

求人件数30,000件のうち、約60%がオフィスワークのテンプスタッフは、経理事務の求人数も1,400件以上と業界トップクラスです。

テンプスタッフは、「未経験者歓迎」の求人が全体の半数以上ですが、経理事務においても未経験から始められる仕事が多めです。

また、経理事務の求人1,400件のうち、24%にあたる340件は社員登用を目的とする「紹介予定派遣」なので、「できるなら社員として働きたい」という方にもおすすめです。

テンプスタッフの派遣登録はこちら

スタッフサービス(1,250件)

テンプスタッフに次いで経理事務の求人が多いのが、スタッフサービスで1,250件です。

東京・神奈川・大阪・兵庫・京都・愛知の求人が78%を占めるため、このエリアで仕事探しをしている方におすすめです。

特に、東京・大阪・神奈川は求人が集中していることから、希望や条件に合った仕事を見つけやすいでしょう。

東京都 472件
神奈川県 118件
大阪府 188件
兵庫県 76件
京都府 64件
愛知県 60件

スタッフサービスの派遣登録はこちら

アデコ(490件)

アデコの経理事務の求人は490件と前述の2社には劣りますが、大手国内企業、有名外資系企業など優良企業の求人が多いのが特徴です。

また、経理事務の時給平均は今回ご紹介した3社のなかで最も高いので、時給重視でお仕事を探している方にもおすすめです。

ただし、全体の求人のうち約65%は東京都内の案件なので、他のエリアにお住まいの方にはあまりメリットが感じられないかもしれません。

アデコの派遣登録はこちら

経理事務の派遣社員に向いているのはこんな人

経理事務の派遣社員をしている方に、「どんな人が経理事務に向いているのか」を聞いたところ、多かったのは以下の3つになりました。

派遣の経理事務が向いている人

地道で根気のいる作業が苦にならない人(29名)

経理事務は、コツコツ行う業務や、毎週・毎月・年間を通して期日までに行う決まった仕事が多いため、地道で根気のいる作業が苦にならない人が向いています。

たとえば、伝票や経費入力は、何日もかけてひたすらエクセルや会計ソフトに数字を入力する作業が続きます。

また、収支が合わなかった場合は、大量のデータを徹底的に洗い直し、どこで間違いが生じているのか、根気よくミスの箇所を探し当てなければなりません。

  • 同じ作業を繰り返し行うことが苦にならない
  • 地道で細かい作業が好き
  • 根気のいる作業も最後まで投げ出さずにできる

上記のような人が、経理事務には向いていると言えます。

数字や数学が好きな人・苦手でない人(18名)

経理事務の仕事は、「数字や数学が好きな人」または「苦手意識がない人」に向いています。

経理事務は、データ照合、収支計算、給与計算など数字と向き合う仕事が大半なので、数字や数学に抵抗がなければ、スムーズに楽しく仕事ができるからです。

なかには、収支が合わない場合にどこがどう違うのかを見つけ出し、数字のズレを修正していく作業が「パズルを解く感覚で楽しい」と回答する方もいました。

このように、「数字が合わないときに答えを導く作業が楽しい」と思える方は、まさに経理事務向きと言えますね。

逆に、学生の頃から数学が苦手、数字を見ると拒否反応が出るような人には向いていません。

責任感があり几帳面でまじめな人(13名)

自分の仕事に責任感があり、几帳面でまじめな人が向いています。

経理事務には、決算処理のようなミスが許されない業務、少しのミスが取引先からの信用を失いかねない重要な書類作成業務も多いためです。

間違いが起こらないよう、一つひとつの仕事を正確に丁寧に行い、見直しがキッチリできる几帳面さが重要です。

また、収支が合わないときに適当にごまかしたりしない誠実さ、不正を見逃さない正義感や責任感のある人が経理事務には向いています。

その他、経理事務が向いている人

ほかに、どんな人が経理事務に向いているのか紹介します。

パソコン作業が好きな人

経理事務の仕事は、パソコン作業が好きに向いています。

伝票入力や経費精算、仕訳入力をする時期は、一日中パソコンに向かっていることもあるためです。

また、派遣される企業によって使用する会計ソフトが違うことも多いため、教えてもらえればどんなソフトでも抵抗を感じずに使える人は経理事務に適しています。

計画的に仕事が進められる人

経理事務には、計画的に仕事が進められる人が適しています。

週単位・月単位・期末単位で決まった仕事があることから、計画を立てて進めていかないと、次から次への業務が押し寄せ、仕事が滞ってしまうからです。

繁忙期や決算期に近づいたときには、仕事を前倒してこなすなど、自ら考えてスケジュールを考えないと仕事が溜まりすぎてミスが増えることにもつながるからです。

一つひとつの仕事は単調でも、量が膨大だったり、時間のかかるチェック作業があったりする場合は特に、時間単位、1日単位、週単位で仕事を組む計画性が必要になってきます。

経理事務の派遣社員の時給相場

専門的な知識の必要とする経理事務は、ほかの事務職に比べて時給が高めです。

では、どれくらい違うのか、大手派遣会社3社の時給で比較してみましょう。

スタッフサービス テンプスタッフ アデコ
経理事務 1,734円 1,723円 1,740円
一般事務 1,610円 1,555円 1,600円
営業事務 1,668円 1,648円 1,686円
※データは、東京23区内における新着求人50件を元に算出しました。(2019年7月時点)

経理事務の時給は、営業事務と比べて60円前後、一般事務と比べると150円前後も高くなっています。

1日8時間/月22日間のフルタイム勤務したとすると、以下の通り、かなり大きな差が出ます。

営業事務と比べて・・・
・月収:+1万560円
・年収:+12万6,720円
一般事務と比べて・・・
・月収:+2万6,400円
・年収:+31万6,800円

いかに、経理事務の時給が高いかが分かりますね。

まとめ

経理事務は、「締め日や決算前がとにかく忙しい」「収支が合わないと仕事が終わらない」など、シビアで大変な面も多いです。

しかし、「努力しだいでスキルがどんどん上がり、またそれに伴って時給もアップする」「企業の経営に近い部分で仕事ができる」など、大きなやりがいを感じられる仕事でもあります。

自分が成長できる仕事がしたい、時給の高い仕事がしたいという方は、ぜひ挑戦してみてください。

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