派遣先企業との顔合わせ(職場見学)は何をする?何を聞かれる?よくある質問と回答例を紹介

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1日や数日の単発派遣をのぞき、派遣会社から仕事を紹介された際は、派遣先の企業と顔合わせ(職場見学)を行うケースがほとんどです。

当社が、派遣登録をしたことがある100名を対象に行った「派遣先企業と顔合わせをしましたか?」のアンケート調査では、67%が「顔合わせをした」と回答しました。

しかし、派遣で働いたことがない人は、

  • 顔合わせではどんなことをするの?
  • 何を聞かれるの?ちゃんと答えられるのだろうか?
  • 顔合わせ後に不採用になることはあるの?

など不安に思うことも多いのではないでしょうか。

結論から言うと、派遣先企業との顔わせは、事前に「何をするのか?」「何を聞かれるのか?」を事前に知っていれば対処は難しくありません。

当記事では、「派遣の顔合わせでは何を行うのか?」「質問に対してどう答えたらいいのか?」を具体的な回答例とともにご紹介しています。

読み終わる頃には、派遣先企業との顔合わせ前に出てくる疑問や不安をスッキリ解決できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

派遣の面接は禁止されている

派遣先企業との顔合わせって、つまり面接でしょ?

と思った人もいるかもしれませんが、派遣先企業が派遣スタッフを面接することは、労働者派遣法で禁止されています。

派遣スタッフを雇用しているのは派遣会社であり、派遣先企業が面接で派遣スタッフの選考をすると、二重の雇用関係が生じる恐れがあるからです。

しかし、就業初日までどんな人が来るのか、どんな場所で働くのかが分からないのでは、企業も派遣スタッフも不安ですよね。

また、実際に派遣先企業で働き始めてから、

  • 希望していた業務内容や条件と違った
  • 派遣スタッフに企業が求めるスキルがなかった

といった、「こんなはずじゃなかった」と思える双方の食い違いから、予想もしないトラブルに発展する可能性もあります。

就業後のトラブルを防ぐために、企業が求める人材(スキルや経験)と、派遣スタッフのスキル・経験・希望条件の確認を行うのが「顔合わせ」です。

実際には、通常の面接と同じように質疑応答が行われるケースも少なくありませんが、その場合も派遣では「面接」とは言わず、「顔合わせ」「職場見学」「面談」と呼んでいます

「紹介予定派遣」には面接が認められている

「紹介予定派遣」とは、一定期間、企業に派遣スタッフとして就業した後、双方の合意があれば企業に直接雇用されるシステムのこと。直接雇用が前提なので面接が認められています。

派遣の顔合わせ当日の流れ

では、顔合わせはどのようにして行うのか、当日の一般的な流れを見ていきましょう。

顔合わせ当日の流れ
1.派遣会社の担当者と待ち合わせ
派遣先企業のロビーや最寄り駅、近くの喫茶店などで、派遣会社の担当者と待ち合わせをします。

2.派遣会社の担当者と打ち合わせ
企業と顔合わせをする前に、派遣会社の担当者と簡単な打ち合わせを行います。

3.顔合わせ(職場見学)
派遣先企業、派遣スタッフ(あなた)、派遣会社の担当者で顔合わせを行います。

4.顔合わせ終了
顔合わせが終了したら、派遣会社の担当者はその場に残り、派遣スタッフのみ帰宅となります。

顔合わせには派遣会社の営業担当者が同行してサポート

顔合わせには、派遣会社の営業担当者が企業に同行してあなたのサポートをしてくれます。

あなたは派遣会社に所属するスタッフであり、派遣会社の営業担当者は、派遣先企業にあなたを推薦する立場だからです。

正社員やアルバイトの面接では、一人で面接会場に行き一人で面接を受けるため、心細く不安な気持ちになる方も多いと思います。

派遣会社との顔合わせは営業担当者が同行してくれることで、あなたが緊張からのミスや失敗をした場合でもカバーしてもらえるため安心です。

時間に余裕をもって待ち合わせに向かう

電車の遅延や交通渋滞の可能性も考慮し、時間に余裕をもって待ち合わせ場所に向かいましょう。

また、何かあったときに連絡できるよう、同行してくれる担当者の連絡先をスマホに登録するか、メモしておくと安心です。

企業との顔合わせ前に簡単な打ち合わせをする

当日は、企業との顔合わせよりも15~30分ほど早い時間に派遣会社の担当者と待ち合わせ、合流後に簡単な打ち合わせをします。

顔合わせ時の一連の流れを確認したり、自己紹介のやり方や質疑応答の練習をしたりするためですね。

派遣の顔合わせが始めてなことから、

  • 「自己紹介がちゃんとできるだろうか?」
  • 「企業からの質問に答えられるのか?」
  • 「言ってはいけない禁止ワードを言っちゃったらどうしよう」

と不安を感じている人も多いと思います。

営業担当者と会うまでに不安に感じている部分を具体的な質問ができるように準備して、スマホか紙にメモしておきましょう。

あなたの用意した質問が具体的であればあるほど、営業担当者も具体的な答えをすることができます。

派遣の営業担当者がいくら優秀であったとしても「何を聞いて良いのかもわからないけど不安です!」とテンパっているだけでは、「とりあえず落ち着いて」ぐらいしかアドバイスができません。

別日に顔合わせをすることもある

顔合わせとは別の日に、派遣会社の事務所でじっくり打ち合わせをする場合もあります。

派遣の顔合わせで行うこと

派遣の顔合わせで行われることは主に4つです。

  1. あなたの自己紹介
  2. 派遣先企業からあなたへ質問
  3. 派遣先企業から仕事内容についての説明
  4. あなたから派遣先企業へ質問

顔合わせでは、派遣会社の担当者が進行役をつとめます。

その場にいる全員に「スキルシート」が配られたあと、以下のような流れで顔合わせが行われます。

スキルシートとは?

派遣登録時に申告した職務経歴・スキル・資格がまとめられた用紙のこと。派遣会社の担当者が作成する。

顔合わせ時に行われるやり取りの流れ

●派遣会社の営業担当者
本日はお時間を頂きありがとうございます。早速ですが、顔合わせを始めさせて頂きます。はじめに、弊社スタッフの◯◯から自己紹介をさせて頂きます。
●あなた
◯◯◯◯と申します。本日はよろしくお願い致します。それでは、私の経歴を紹介させて頂きます。・・・・・以上です。
●企業の担当者
ありがとうございます。では、◯◯さんに少し質問させてください。◯◯とは具体的にどのようなことを行っていたのですか。
●あなた
はい。私が行っていたのは主に◯◯です。・・・・・。(※注意、企業によって質問内容や質問数に差はあります。)
●企業の担当者
よくわかりました。ありがとうございます。では、弊社でお願いしたい業務内容について説明致します。・・・・・。以上ですが、◯◯さんから何かご質問はありますか?
●あなた
はい。◯◯について詳しく伺いたいのですが。
●企業の担当者
◯◯については・・・・・となっています。
●あなた
わかりました。ありがとうございます。
●派遣会社の営業担当者
他にないようでしたら、顔合わせは以上で終了とさせて頂きます。本日はありがとうございました。
●あなた
ありがとうございました。

企業によっては、この後に社内を案内してくれたり、配属予定の部署へ紹介してくれたりすることもあります。

顔合わせの所要時間は、30分~1時間ほどです。

派遣の顔合わせでの自己紹介例

顔合わせでの自己紹介例を紹介します。

最初に行う自己紹介は、最も緊張してしまう場面かもしれませんが、派遣の自己紹介は職歴の紹介がメインなので、難しく考える必要はありません。

顔合わせの最初に配られるスキルシートを見ながら経歴を説明していけばOKです。

たとえば以下、一例となります。

派遣顔合わせの自己紹介

ポイント1.名前を言う

自己紹介の最初には名前を言い、「本日はよろしくお願い致します」と挨拶をしましょう。

本来、顔合わせの場では「派遣労働者を特定する行為」は禁止されているため、配布されるスキルシートには名前・年齢・住所のような個人情報は記載されておらず、顔合わせの場で言う必要もありません。

しかし、わざわざ時間を作ってくれている企業の担当者に対して、名乗らないことは社会人のマナーとして好ましくありません。

以上の理由から「どうしても」という特別な事情がない限りは、自己紹介の初めに名前を言って挨拶をしてください。

ポイント2.スキルシートを補足しながら職歴を説明する

職歴はスキルシートをそのまま読むのではなく、担当していた業務の補足情報を入れながら説明するとよりGOODです。

△イマイチな例
・・・で営業事務をしていました。
◎オススメな例
・・・の営業事務として◯年間勤務し、ワードでの営業資料の作成、エクセルを使用した納品物スケジュールの管理などを行っていました。

ポイント3.今回の仕事に関係する経歴を中心に話す

職歴が多い人や色々な職種を経験している人は、今回の仕事に関係する経歴を中心に話すのがおすすめです。

たとえば、今回の募集が事務職なのに接客業の経歴について詳しく話されても、企業側が経験として評価しにくいですよね。

上記ケースの場合、接客業の経歴は簡単にまとめ、経験としてアピールしたい一般事務は担当業務内容まで詳しく話すと良いでしょう。

●例文
高校卒業後は、◯◯の接客販売を2年間、◯◯のフロアスタッフを3年間行いました。その後、◯◯に一般事務として◯年間勤務し、主に◯◯、◯◯、◯◯などの業務を担当しました。

派遣の顔合わせで「よく聞かれる質問」ベスト5と回答例

「顔合わせでは何を聞かれるんだろう?」と不安になる人は多いと思います。

そこで当社では、派遣の顔合わせに行ったことがある100名に「どんな質問をされたか」のアンケートを実施しました。

多かった質問ベスト5はこちらです。

【派遣の顔合わせではどんな質問をされましたか?】

  • 1位:これまでの職歴について(47名)
  • 2位:残業・休日出勤・シフト変更に対応できるか(33名)
  • 3位:スキルについて(22名)
  • 4位:通勤時間や通勤手段について(20名)
  • 5位:◯◯(仕事内容)に対応できるか(15名)

※回答者100名(複数回答あり)

職歴・残業・スキルなど、いずれも、仕事を任せるうえで企業側が知っておきたい質問が上位にランクインしています。

ほかにも、「長期で働けるか」「いつから働けるか」といった勤務条件についての質問もありました。

さらに、少数ではありますが、下記のような質問をする企業もあります。

  • 結婚していますか(2名)
  • 結婚や出産の予定はありますか(1名)
  • 小さいお子さんはいますか(4名)
  • ご自宅はどちらですか(2名)

上記は、「すぐに辞めてしまわないか」「急な欠勤をしないか」「残業や休日出勤ができるか」といった情報を知るための間接的な質問です。

本来は業務に関係のない質問をして派遣スタッフを選定することは禁止されていますが、実際にはこういった質問をする企業もあることを覚えておきましょう。

よく受ける質問がわかったところで、次は回答例についてご紹介していきます。

読み終わるころには、企業からの質問にどう回答すれば良いのか?具体的にイメージできるようになるでしょう。

よくある質問に対しての回答例

上記で挙げた顔合わせでの「よくある質問」に対しての回答例をご紹介していきます。

あらかじめ質問の回答を準備していけば、慌てずに答えることができますよ。

【よくある質問1】◯◯の職歴ついて詳しく教えてください

100名中47名と最も質問されたこれまでの職歴についての回答例です。

職歴については自己紹介の際にもふれますが、より詳細な内容を聞かれるケースが多くなります。

特に、今回の仕事と似た経歴がある場合は、経験が活かせるかを知るために、具体的にどのような業務を行っていたかの説明を求められます。

過去の業務内容を整理して、スムーズに答えられるよう準備しておきましょう。

【回答例】

  • パソコンのサポートセンターで使用方法の問い合わせ対応とクレーム対応をしていました(コールセンター)
  • 試算表作成、売掛金と買掛金の管理をメインで担当していました(経理)

【よくある質問2】残業・休日出勤・シフト変更に対応できますか?

100名中33名が「残業や休日出勤ができますか?」「急なシフト変更に対応できますか?」といった質問されたと挙げました。

派遣という働き方を選んでいる人のなかには、残業や休日出勤がないことを「派遣ならではのメリット」と感じている人が多いからですね。

就業後に「残業はできない」と言われたり、不本意な残業が原因で辞められたりしては困るため、「事前に対応できるかどうか」を確認する企業も多いです。

応募の際に派遣会社から「この会社は残業がほとんどありません」と聞いている場合は、

【回答例】

  • 基本的には残業はないと伺っていますが、必要に応じて行うことができます
  • できる限り就業時間内に終わるように努めますが、必要に応じて残業することも可能です

のように「基本的には残業はないという認識だけれども、多少であれば必要に応じて残業も可能」といったニュアンスが伝わる答え方がおすすめです。

「残業は絶対にできない!」と答えることで融通がきかない印象を持たれてしまいますし、逆に良い印象を得ようとして「いくらでもできる」と答えてしまうと、後々、残業が増えてツライ思いをする恐れがあるからですね。

一方、残業が多いことを承知のうえで応募した場合は、

残業も休日出勤も問題なくできます

と答えれば良いでしょう。

【よくある質問3】◯◯はどれくらいのスキルがありますか?

100名中22名がスキルについての質問を受けています。

パソコンや英会話など、業務上必要となるスキルがどの程度あるかを確認するためですね。

スキルシートには、事前に派遣会社に申告したスキルや、登録会で行ったスキルチェックの結果が記載されているので、相手に伝わりやすくなるように補足しながら答えましょう。

たとえばパソコンスキルなら、「何がどれくらいできるか」「前職でどのように活用していたか」を具体的に述べると伝わりやすくなります。

【回答例】

  • エクセルはピボットテーブルを使ったデータ分析ができます
  • 前職ではワードで見積書や社内文書を作成していました
  • タイピングはブラインドタッチができます

【よくある質問4】ここまでどれくらいかかりました?どうやってきましたか?

100名中20名が「ここまでどれくらいかかりましたか?」「どのような経路で来ましたか?」のように、通勤にかかる時間や通勤経路を聞かれています。

派遣先企業まで無理なく通えるかを知るため、または残業ができるかを確認する意図もあります。

顔合わせ当日に初めて企業に行くケースも多いと思うので、かかった時間や経路を答えられるようにしておきましょう。

【よくある質問5】◯◯(仕事内容)に対応できますか?

100名中15名が仕事内容に対応できるのか?の質問を受けていると答えています。

たとえば、

  • 「単純作業が多いですが問題ありませんか?」
  • 「通常の業務のほかに電話対応もできますか?」
  • 「(女性に対して)男性が多い職場ですが大丈夫ですか?」

といった、担当する業務や職場環境に対応できるかどうかを確認する質問です。

【回答例】

  • コツコツと作業することが好きなので問題ありません
  • 前職でも電話対応は行っていたので問題なくできます
  • 仕事をしていくうえで男性・女性の違いは気になりません

のように前向きに答えましょう。

その他の質問

100名中10名以下と数は多くはないものの、聞かれるとちょっと困ってしまう質問の回答例を解説していきます。

志望動機/なぜ弊社に応募したのですか?

まれに志望動機を聞かれることがあります。

志望動機の質問に対しては、「なぜその企業を志望したか」ではなく、「なぜその仕事(職種や業務内容)を志望したか」を答えます。

派遣の場合、必ずしも事前に企業名を教えてもらえるわけではないためですね。

実際、顔合わせ当日に初めて企業名を知ることもあるため、その場ですぐに企業に対する志望動機を答えることは難しいでしょう。

一方、「どんな仕事」かは応募時にわかるため、「企業」ではなく「仕事自体」に対する志望動機を答えられるよう準備していきましょう。

【回答例】

  • 結婚前に営業職として働いていたので、経験を活かしたい(営業職)
  • お客さまをサポートする仕事にやりがいを感じるから(コールセンター)
  • 祖父の自宅介護がきっかけで介護職の仕事に興味をもったから(介護職)
退職理由/前職を辞めた理由はなんですか?

今回のアンケートでも「退職理由について聞かれた」という人が8名いました。

特に、短い期間で転職をしている場合、「今回もすぐ辞めるのではないか?」という不安から質問する場合があります。

派遣の仕事であれば、3ヶ月、6ヶ月など契約期間があらかじめ決まっているので、「契約期間が満了したので退職しました」で問題ありません。

正社員の仕事の場合は、

【回答例】

  • 結婚(出産)を機に
  • よりスキルが活かせる専門性の高い仕事をしたいと思った
  • ◯◯をきっかけに◯◯の仕事に興味をもった

といった、ネガティブな要素が感じられない退職理由にすれば問題ありません。

「何か質問はありますか?」と派遣先企業から逆質問への答え方

顔合わせの最後には、「何か質問はありますか?」と派遣先企業からあなたへ逆に質問をされます。

この章では、派遣先企業から逆質問された場合の答え方について解説していきます。

おすすめの逆質問例

おすすめは、前向きな姿勢がアピールできる逆質問です。

【おすすめの逆質問例】

  • 就業開始前に、何か準備や勉強をしておいた方が良いことはありますか?
  • 一日の仕事の流れを教えて頂けますか?
  • 職場の雰囲気はどのような感じですか?

「特に質問はありません」と言われるよりも、積極的に質問をした方が仕事に対する意欲が感じられて好印象です。

ぜひ、上記のような逆質問を一つか二つ用意していきましょう。

おすすめできない逆質問例

おすすめできない逆質問は、以下の3つです。

1.待遇面(給与・残業・休暇)について

【おすすめできない逆質問例】

  • 時給が上がる可能性はありますか?
  • 社員のみなさんはどれくらい残業をされていますか?
  • 長期休暇は取りやすいですか?

待遇面に関する質問はNGです。

派遣スタッフを雇用しているのは派遣会社であり、待遇面に関する調整・交渉・管理は派遣会社が行うためです。

また、「働く前から待遇面ばかり気にする人」という悪い印象を与える恐れもあります。

2.すでに説明済みのことや知っていて当然のこと

派遣先企業がすでに説明済みのことや、企業の事業内容のような「事前に知っていて当然のこと」を聞くのはNGです。

「説明を聞いていなかったのかな?」「うちの会社に興味がないのかな?」と思われてしまうためですね。

3.勉強できる環境があるか

仕事を通してスキルアップしたいという気持ちは、前向きな姿勢として評価されますが、

「パソコンをもっと使いこなせるようになりたいのですが、御社には勉強させてもらえる環境はありますか?」

といった、「企業に勉強できる環境があるのか?」を確かめる質問はNGです。

職場はあくまでも仕事をする場であり、勉強をする場ではないからですね。

スキルアップしたい場合は、派遣会社のスキルアップ制度を利用するなどの方法をとりましょう。

質問がない場合の答え方

質問を思いつかない場合や、用意していた質問を先に説明されてしまった場合は、

「伺いたかったことはすべて丁寧にご説明して頂いたので、質問は特にありません。ありがとうございます。」

と言っておけば問題ありません。

「質問する機会を与えてくださってありがとうございます」という意味を込めて、最後にお礼を言いましょう。

採用不採用の結果が出るタイミングは人によって違う

顔合わせが無事終了すると、「採用不採用の結果はいつくるのか?」が気になりますよね。

結論から言うと、採用不採用の結果が出るタイミングは人によって違います。

理由としては、企業によって採用の状況が異なるからです。

たとえば、企業が1つの求人枠に対して他の派遣会社にも募集をしている場合は、全ての顔合わせが終わったあとに結果が出るので連絡は数日後になります。

一方、候補者があなた一人の場合は当日や翌日どころか、顔合わせの最中に「いつから来て頂けますか?」と聞かれる場合もあります。

以下は当社が行った「顔合わせの結果がいつきたか」についてのアンケート結果です。

顔合わせの結果

翌日までに連絡が来た人が44%と半数に近いですが、4日~1週間かかった人も26%いました。

アンケート結果からも、採用不採用の連絡がくるタイミングは、人それぞれ違うことがわかります。

派遣先と顔合わせをしたら採用される可能性は高い

派遣先との顔合わせをした場合は、採用される可能性は高いと言えます。

派遣会社はあなたが提出した職務経歴書や登録会で行ったスキルチェックを元に、派遣先企業の要望に合った人材としてマッチングをしているためですね。

つまり、顔合わせをしている時点で

  • 派遣会社の社内選考を通過している
  • 派遣先企業が求めるスキルをクリアしている

ということになります。

下記は、当社が派遣登録をしたことがある100名に行ったアンケート結果です。

顔合わせ後の採用結果

派遣先企業と顔合わせを行った人のうち88%が「採用された」と答えていることからも、顔合わせ後の採用率は高いことがわかります。

派遣の顔合わせ後に不採用になる3つの理由

「顔合わせまで進んだら採用される率が高い」とはいえ、実際に顔合わせをした後、採用が見送られた経験がある人もいると思います。

顔合わせ後に不採用となる理由は主に以下の3つです。

  1. 企業が1つの求人枠に対して他の派遣会社にも募集をしている
  2. 企業が求めるスキルをもっていない
  3. 面談での印象が悪い

1.企業が1つの求人枠に対して他の派遣会社にも募集をしている

派遣先の企業が、1つの求人枠に対して他の派遣会社にも募集している場合、つまり競合他社がいる場合は、不採用になる可能性があります。

他の派遣会社と競合しているということは、企業が複数人の中から選考を行うからですね。

本来、派遣先企業が派遣スタッフを選考することは禁止されていますが、実際には行われているケースも少なくありません。

2.派遣スタッフに企業が求めるスキルがない

企業が求めるスキルをもっていないことが顔合わせの場で発覚した場合、不採用になる可能性があります。

企業には「これぐらいのスキルをもつ人がほしい」という前提条件があり、派遣会社では、そのスキルに見合った人材としてあなたを紹介しています。

しかし、「派遣登録の際にスキルの過剰申告」など、実際には申告したほどのスキルがないことが顔合わせでバレると、「担当してほしい業務が任せられない」と採用NGになってしまうことがあります。

企業とのミスマッチを防ぐためにも、登録会時には正確なスキルを申告しましょう。

3.顔合わせでの印象が悪い

顔合わせでの印象が悪かった場合も不採用になるケースがあります。

  • 暗い/笑顔がない
  • 目を合わせない/顔を見ずに話す
  • 声が小さい/ボソボソ話す
  • 言葉遣いが悪い
  • 馴れ馴れしい話し方をする(「そうっすね」「マジですか?」など)
  • 質問に答えられない

上記のような人は、「コミュニケーション能力が低い」「協調性がない」と判断され、職場で上手く人間関係が築けるか不安に思われてしまいます。

顔合わせでは、感じよく、笑顔で、はきはきと話すように心がけましょう。

派遣先企業との顔合わせ後に辞退する場合はできる限り早く行う

  • 事前に聞いていた業務内容と違った
  • 詳しい仕事内容を聞いたら自分には無理そうだった
  • 職場の雰囲気がイメージと違った

このような理由で、顔合わせ後に辞退をしたいケースもあると思います。

派遣スタッフには断る権利があるので、辞退することは可能です。

ただし、辞退の意向はできる限り早く派遣会社の担当者に伝えましょう。

企業は派遣スタッフの採用を急いでいるケースが多いためです。

辞退があった場合、

  • 派遣会社が条件の合う派遣スタッフを再度社内選考
  • 派遣会社に確認
  • 新たに顔合わせをセッティング

といったように、代わりとなる人の顔合わせをしなくてはいけないからですね。

顔合わせまでには手間と時間がかかるため、連絡が遅いほど企業の採用も遅れてしまいます。

顔合わせ後は同行してくれた担当者から、

「いかがでしたか?」
「企業からOKが出た場合はお話を進めてもいいですか?」

といった確認があるので、辞退するなら企業に返事をしていないこのタイミングがベストです。

もし、他の派遣会社の顔合わせも同時進行している場合は、その旨を伝えて返事を待ってもらえるようにお願いすることも可能です。

ただし、この場合も待ってもらうのは長くて3日です。

企業の方に競合他社がいた場合、すぐに返事ができる別の人が採用される可能性もあることは知っておきましょう。

顔合わせの服装や髪型は面接と同じ

顔合わせの服装や髪型は、通常の面接と同じと考えて間違いありません。

これから働くことになる企業の担当者に会う場なので、失礼のないきちんとした格好で行くのがビジネスマナーとして当然だからです。

つまり、服装はスーツスタイルです。

髪型は、男性は黒色に短髪、女性は黒または暗めの茶色で、長い場合はすっきりとまとめましょう。

もしも「私服で来てください」と言われた場合でも、Tシャツ&ジーンズのような普段着ではなく、スーツよりも若干カジュアルなジャケットスタイルが無難です。

ただし、アパレル販売や美容系職種の場合、ファッションセンスを見るという意図があって私服を指定することもあります。

何を着ていくべきか迷った場合は、派遣会社の担当者に確認してください。

派遣の服装についての考え方は、こちらの記事も参考にしてください。

顔合わせをすっぽかしてのドタキャンは派遣会社からの信頼を失う

派遣先企業との顔合わせを当日になっても連絡なしのまま、すっぽかしてのドタキャンする人もいます。

結論から言うと、登録している派遣会社からの信頼を失うため、絶対に辞めておきましょう。

1回目は言い訳が通じることもありますが、2回目以降は「信用できない人」として、派遣会社から仕事自体を紹介してもらえなくなる可能性もあります。

しかし、顔合わせをすっぽかすと信頼を失う事情を知りながらも故意に行う人もいます。

  • 「当日になって行くのが面倒になった」
  • 「寝坊して、起きたら時間が過ぎていた」
  • 「他の派遣会社からも同じ就業日に打診があって、そちらのほうが条件が良かった」

上記のようなケースは本人の責任なので何も言うことはありません。

ただし、悪気がないのに覚え間違いから、すっぽかしてドタキャンをしてしまう人もいます。

  • 顔合わせの日時を間違えている
  • 仕事をエントリーしている派遣会社を間違う
  • 顔合わせへ行く予定の派遣先企業を間違う

仕事エントリーした本人が「どこの派遣会社に登録したのか?」「どの仕事にエントリーしたのか?」わからなくなっていることが原因です。

似ている派遣会社名が多いことも理由のひとつと言えますね。

  • テンプスタッフ
  • スタッフサービス
  • アヴァンティスタッフ
  • マイナビスタッフ
  • ホットスタッフ

いかがでしょうか?

キリが無いため全てを挙げてはいませんが、「スタッフ」と名前に入っている派遣会社は他にも沢山あります。

実際、別の派遣会社と間違えて電話をかけてしまう人も少なくありません。

現在はWEBのマイページからの確認や、LINEやフェイスブックで直接メッセージのやり取りができるようになったことから、人的ミスによる顔合わせのすっぽかしは減りましたが、それでもゼロではないため気をつけましょう。

派遣会社のドタキャンやバックレのリスクについては以下の記事にまとめています。

まとめ

顔合わせというと緊張してしまいますが、顔合わせを受けている時点でスキルに関しては合格点が出ています。

また、自己紹介や質問も基本的にスキルシートに沿ったものなので、職歴とスキルをアピールできるようにしておけば大丈夫です。

ぜひ自信をもって顔合わせにのぞんでくださいね。


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