【後悔必須!?転職しないほうがいいと思うケースランキング】男女500人アンケート調査

転職したい気持ちはあるけれど、「本当に転職したほうがいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

人間関係や仕事の悩みを抱えていたり感情的になっていたりすると「転職すべきかどうか」を自分で客観的に判断するのは難しいもの。

そこで今回は男女500人を対象としたアンケートを実施。

「転職を思いとどまったほうがいい」と思う転職理由・状況について調査しました。

【調査概要】

  • 調査対象:転職経験のある方
  • 調査日:2021年8月10日~25日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性274人/男性226人)

転職しないほうがいいケース 属性

転職しないほうがいいと思うケース1位は「人間関係に不満」

男女500人に「転職を思いとどまったほうがいいと思う転職理由・ケースは?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

回答数上位10位までをランキング形式で紹介します。

転職しないほうがいいケース

「転職しないほうがいいと思うケース」第1位は「人間関係に不満」となりました。

2位以下は「仕事内容に不満」「収入に不満」と続きます。

「現在の仕事や会社についての不満を理由に転職するのは、思いとどまったほうがいい」と考える人が多いとわかりました。

11位以下にも「勤務地に不満」「福利厚生に不満」などが入っています。

「思いとどまったほうがいいケース」について、具体的な回答と共に紹介します。

1位 人間関係に不満

  • 現状の人間関係がよくなくても、いつまでも続くわけではない。仕事内容・給料に不満がなければ辞めるのはもったいないと思う(20代女性)
  • 相談すると別部署に異動させてくれる可能性が高いから(30代男性)
  • 「人間関係がしんどいから転職したい」だけなら、転職はやめた方がいいと思います。どこにいっても人間関係はしんどいです(40代女性)

1位は「人間関係に不満」です。

「パワハラは別だが、ただ上司・同僚が嫌いだからという理由であれば、転職しないほうがいい」「仕事に問題がないのに人間関係で辞めるのはもったいない」などの意見が寄せられています。

理由は「異動で人間関係が変わるかもしれないから」「どこに行っても合わない人はいるから」など。

人間関係で転職した場合「相手がどうこうではなく、自分の考え方を変えない限り、転職しても同じことが起きるのでは」というアドバイスもありました。

2位 仕事内容に不満

  • 今の仕事が嫌で転職すると、転職先の仕事もだいたい好きにはなれない。また転職したくなる(20代女性)
  • 仕事がつまらないのは今だけかもしれないから。また交渉次第で現状を打破できる可能性があるかもしれないから(30代女性)
  • おもしろくない仕事をおもしろくしてこそ自己の成長があるから。「仕事がおもしろくないから」と辞める人は、次の職場も同じ理由で辞める(60代以上男性)

2位に入ったのは「仕事内容に不満」。

「仕事がつまらない」「向いていない」という理由での転職は思いとどまったほうがいいという意見も多くなりました。

理由は「現状を改善できる可能性があるから」「意識次第で変えられることもあるから」など。

実際「仕事が多すぎて辛かったが、上司に相談したら増員してもらえた」という人もいました。

「どこで働いてもだいたい同じことの繰り返しで、やりがいなんて感じない。仕事以外でやりがいを見つけるのがオススメ」という意見もありました。

3位 収入に不満

  • とくに若い年代の場合ですが、長い目でみれば給料は少しずつでも上がっていくし、同じ会社で頑張っていれば出世できる可能性が高いので(20代男性)
  • 給料が高くても、残業時間が増える可能性がある。給料だけで転職しないほうがよい(30代男性)
  • いくら給与が良くても「休日返上」「残業が多い」など働き方に問題がある職場もあるから(40代女性)

「収入に不満」が3位に入りました。

「給料が高くなっても、残業が多いかもしれない」「転職しなくても昇給するかもしれない」などの意見が寄せられています。

また「転職後は給料ダウンするケースが多い」「スキルがなければ、転職による年収アップは難しい」という声も。

「収入・待遇を友人・同級生と比べて、劣等感から転職を決めるのはよくない」というコメントもありました。

4位 転職理由があいまい

  • 「なんとなく」で転職をしてしまうと、職場によっては「前の仕事の方がよかった」と思ってしまう(20代男性)
  • なんとなく仕事を辞めてしまうと、転職理由を聞かれたときに見抜かれて、採用が不利になると思います(30代男性)
  • 「とにかく今の仕事環境から逃れたい」という理由はやめたほうがいい。「逃げ出せばいい」という成功経験が植えついてしまい、転職先でも同じことを繰り返す可能性が高い(40代女性)

4位は「転職理由があいまい」です。

明確な目的や目標なく「今の職場をなんとなく辞めたい」「とにかく辞めたい」という理由で転職するのは思いとどまったほうがいいという人も多数。

「すぐ転職するクセがついてしまう」「目的・目標がないと応募書類を作りにくいし、面接でも熱意が伝わりにくくて不利」などの意見が寄せられています。

「転職を考えるなら、まずやりたいことをハッキリさせてから行動に移したほうがいい」というアドバイスもありました。

5位 現職の給料・福利厚生が充実

  • 現職のお給料や福利厚生がしっかりしているのであれば、転職すると後悔する可能性が高い(30代女性)
  • 現職と同程度の好待遇で雇ってくれる企業があるのか、よく考えた方がいいと思います(40代男性)
  • 給料・福利厚生が転職前より悪くなるときは思いとどまったほうがいい。モチベーションが下がるため(60代以上男性)

5位にランクインしたのは「現職の給料・福利厚生が充実」しているケースです。

転職したくても「現職の給料・福利厚生が充実しているのであれば、思いとどまったほうがいい」と考える人も多いとわかりました。

「妊娠・出産・育児などで環境が変わっても長く働けるのかを確認しないと、自分が損をする」という意見も。

「小さな会社に転職したら、保険関係の手続きが遅くて失敗した」という体験談も寄せられています。

6位 短期間での離職

  • 浅い入社年次での退職は、転職面接時にマイナスになる可能性が高いと思います(20代男性)
  • 仕事を続けることにより、新たな発見があったり、経験を積めたりする(30代男性)
  • 仕事の流れがわかるまでは不愉快なことも多い。けれど半年~1年は仕事の流れを把握するのに必要な期間だと思う(40代女性)

「短期間での離職」が6位に入りました。

入社してすぐに辞めたいと思っても「ハラスメントなどがあるなら話は別だが、できればしばらく続けたほうがいい」という人も多くなりました。

理由は「短期間での離職は、転職活動で不利になる」「続けていたら仕事がおもしろくなることもある」から。

「入社して間もない頃に転職したいと思ったが、続けてこそやりがいを感じるとわかった」という体験談も。

「業務が合わないなら、上司と面談することをおすすめします」という意見も寄せられています。

同率7位 職場への不満のみ

  • 転職を考えるより先に、環境改善策を考える方がいいと思います(20代女性)
  • 職場に対する不満だけで転職を考えているのならば、思いとどまった方がいいと思います。職場に対する不満で転職するのはネガティブな感じがします(60代以上男性)

同率7位は「職場への不満のみ」で転職を決めてしまうケース。

「どこの職場でも嫌なことはある」「職場への不満で転職するのはネガティブな印象」などの意見が寄せられています。

「職場に不満があったものの、環境改善のための努力をしたら状況がよくなった」という体験談もありました。

同率7位 残業・休日に不満

  • 残業はどこにでも存在する。残業代が出ているなら、我慢して様子を見た方がいいと思う(30代女性)
  • 有休が取りづらい会社はたくさんある。その他の待遇や人間関係が良好なのであれば転職しないほうがいい(30代女性)

同率7位は「残業・休日に不満」です。

「転職先でも忙しいときは残業することになると思うから、転職しても問題は解決しない」などの理由が挙げられました。

「業務に慣れてくれば時間短縮できる」「部下ができるなど立場が変われば、時間も変わる」という意見もありました。

9位 感情的に決めてしまう

  • 衝動的な動機で転職するのは思いとどまったほうがいい。あとから感じ方が変わることもあるから(30代男性)
  • 計画性のない一時的な感情による転職は思いとどまるべき。自分の職業経験にとってプラスにならない(40代男性)

9位は転職を「感情的に決めてしまう」パターンです。

感情的になっていると、現職の悪い点にだけ目がいくこともあります。

しかし「一時期の感情で自分を見失って転職を決めると、後悔すると思う」という意見も。

「感情的に辞めると、面接時に後ろ向きな理由であることが伝わってしまう。冷静になって前向きな理由で転職できるようにし、よく考えて転職した方がいい」というアドバイスもありました。

10位 他社が良さそうに見える

  • 隣の芝生が青く見えるとき。今がイヤで、他社のいいところしか見えていないから(30代男性)
  • 転職したら新しい勤務先の悪いところが見えてきます。逆に以前に勤めていた会社のいいところに気がつきます(60代以上男性)

10位は「他社が良さそうに見える」と転職するケースです。

「他社の待遇が良く見える」「他にもっといい会社があるんじゃないか?という理由で転職したい」場合には思いとどまったほうがいいと考える人もいるとわかりました。

「どんな会社にも欠点はある」「後悔しやすい」などの理由が寄せられています。

まとめ

男女500人にアンケートを行った結果「転職しないほうがいいと思うケース」第1位は、「人間関係に不満」で転職する場合でした。

「今の人間関係がずっと続くわけではない」「転職先でも人間関係の問題は起こる」などの理由が挙げられています。

全体的に「人間関係・仕事内容・収入など、現職への不満から転職を考えているなら、思いとどまったほうがいい」という人が多くなりました。

「不満を理由にするのではなく、キャリアアップなど前向きな理由で転職するのがいい」「不満があっても、まずは現状を改善しようという努力をしてみるべき」というアドバイスも。

また転職先が決まる前に会社を辞めると、転職活動が長引いた場合に困ってしまいます。

いずれ転職をするにしても「すぐには辞めない」「冷静に転職理由や現状を見つめ直してみる」ことが大切です。