【転職活動がバレた理由ランキング】男女257人アンケート調査

在職中の転職活動にあたっては、周りへの影響を考慮して「内緒ですすめたい」という人が多いのではないでしょうか。

しかし在職しながらの転職活動は、服装や行動の変化などちょっとしたことで上司や同僚にバレてしまう可能性も。

今回は転職活動がバレてしまった経験を持つ257人にアンケートを行い、「転職活動がバレてしまった理由」や「バレて困ったこと」について聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:転職活動がバレてしまった人
  • 調査日:2021年5月4日~19日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:257人(女性133人/男性124人)

転職活動は「公休日」にしている人が41.2%

まずいつ転職活動を行っていたかを聞いたところ、結果は以下のようになりました。

多かった回答を5つ紹介します。

転職活動はいつ行ったか

もともと決まっている休み「公休日」を利用して転職活動していた人が41.2%でした。

土日中心に活動した人のほか「平日が休みだったので、通常の休みを利用しておこなった」という回答も目立ちました。

そのほか「有給休暇をとって」「退勤後に」と答えた人も多数。

「終業後や土日中心に活動して、どうしても必要な時のみ有給を取得した」「企業研究は退勤後、面接は有給休暇で」という回答もありました。

また終日の有給休暇ではなく「午前休」「午後休」「時間休」を利用したという回答も多く寄せられています。

転職活動がバレた理由1位は「転職活動中の姿を見られた」

次に転職活動がバレてしまった理由について聞きました。

回答数が多かったものを7位までランキング形式で紹介します。

転職活動がバレた理由ランキング
さまざまな回答が寄せられた中、1位になったのは「転職活動中の姿を見られた」でした。

2位以下は「一部の人に打ち明けたら広まった」「休みが多くなかった」でした。

転職活動している姿や関連書類を見られたり、転職活動にともなう行動の変化によって悟られた人が多数。

また8位以下には「転職先と転職元の人が知り合いだった(7人)」「同業種への転職だったので、業界内で噂が広まった(5人)」など、現在の勤務先と転職先との関係でバレたという回答も入っています。

では具体的な回答を紹介します。

1位 転職活動中の姿を見られた

  • 休みの日にビジネス街をスーツ姿で歩いているのを、同じ会社の社員に見られました(男性、24歳で転職)
  • ハローワークに出向いた際に、会社の求人を出しに来た人事担当者に出会ってしまった(男性、30歳で転職)
  • 休憩時にスマホで求人検索しているのを見られた(女性、51歳で転職)

1位は「転職活動中の姿を見られた」でした。

「面接やハローワークにでかけたところを見られた」「仕事中・休憩時間に転職サイトを見ているのがバレた」という回答が目立ちました。

中には「体調不良を理由に休んだ日に、スーツで歩いているところを会社の上司に目撃されてしまった」と、かなり気まずい鉢合わせをした人も。

また転職活動している姿そのものを見られたわけではありませんが「転職サイトに登録したら、上司が私の登録ページを見つけた」「職場のパソコンで求人探しをしていたから、履歴からバレた」という回答もありました。

2位 一部の人に打ち明けたら広まった

  • 有給休暇中、カバーしてくれていた同僚が上司に話してしまった(女性、27歳で転職)
  • 相談していた相手が洩らしてしまった(男性、30歳で転職)
  • 職場の同僚に「ここだけの話」として話したところ漏らされました(男性、48歳で転職)

2位は「一部の人に打ち明けたら広まった」です。

信頼の置ける人に相談したり打ち明けたりしたことで、それ以外の人にも広まってしまったという経験談が多数寄せられました。

信頼できる相手であっても、転職活動について打ち明けるのは慎重にしたほうが良さそうですね。

打ち明けられた人が「黙っている負担」や「仕事上のやりづらさ」を感じることもあります。

3位 休みが多くなった

  • 頻繁に仮病を使用しすぎてバレました(男性、27歳で転職)
  • これまで仕事を休んだことがなかったので、有給休暇取得について追求されたから(女性、32歳で転職)

3位は「休みが多くなった」でした。

有給休暇を多くとるようになったり、頻繁に病欠(仮病)をとったために疑われたという人が多数。

休みが増えたわけではないものの「有給の申請が急すぎて疑われた」「シフト提出の際に希望休の曜日が変わった」など、急な休みや休みのパターンが変わったことで疑われた人もいました。

4位 自分から話してしまった

  • 半休が多く「体調が悪いのか」と上司に心配されたので、つい転職活動をしていると言ってしまった(女性、26歳で転職)
  • 同僚が仕事の愚痴を言っていた時に、共感の返事をしつつ、気づいたら自然の流れで転職活動をしていることを言ってしまっていた(女性、30歳で転職)

「自分から話してしまった」という人が4位。

「口が滑った」「思わず口走った」と、ついうっかり話してしまった人が目立ちました。

一方で「毎月ある面談の際に打ち明けた」「契約更新の席で告げた」と、公式の場で伝えた人もいました。

5位 服装が変わった

  • 転職活動するにあたり、髪を黒く染め直したためバレました(男性、26歳で転職)
  • 私服勤務だったので、いつもと違う雰囲気で半休を何回かとったりしたため(女性33歳で転職)

5位は「服装が変わったため」です。

「普段はユニホームで職場に行くのですが、面接の時は時間がギリギリだったのもありスーツで行くことになった」「退社後スーツに着替えたのを見られた」などの理由でバレた人が多数。

髪色を黒に戻したことが原因でバレた人も。

黒髪にしただけならバレないかもしれませんが「髪色が変わったのと同時に有給取得が多くなったから」と、合わせ技でバレてしまったケースもありました。

またネイルのテイストがオフィスっぽいものに変わったことでバレたという回答も寄せられています。

6位 電話を聞かれた

  • 人材紹介会社からの電話が勤務時間内にもかかってきて、うまく対応ができずにバレました(男性、38歳で転職)
  • 休憩中に採用担任から電話があり、話しているのを聞かれた(男性、43歳で転職)

6位は電話を聞かれたという人でした。

転職サイトや転職先企業から電話があり、通話しているところを聞かれてしまったという人が多数。

「会議中に電話がかかってきて無視していたものの、何度もかかってくるので上司に出るように言われた。相手側の声が漏れていて、バレてしまった」という、なんとも決まりの悪い体験をした人もいました。

「電話に出やすい時間帯」「この時間は避けてほしい」など、希望を相手に伝えておくといいですね。

7位 書類を見られた

  • 時間がなかったので職場で転職の資料作成などをしていたら、見られた(女性、25歳で転職)
  • 会社のプリンターで出力した書類を他の社員に見られた(男性、47歳で転職)

7位は転職関連の書類を見られたという回答です。

「職場で書類作成・準備しているのを見られた」「かばんの中にあった履歴書を見られた」「応募先企業の会社案内をデスクに置き忘れた」という回答が寄せられました。

会社のプリンターで転職関連の書類を印刷してバレたという人もいました。

複合機の場合にはジョブ履歴で「誰が何のファイルを印刷したか」もすぐにわかってしまいますし、私用での利用になってしまいますので、会社のコピー機やプリンターは使わないようにしましょう。

転職活動がバレて困ったこと1位は「会社に居づらくなった」

最後に「転職活動がバレて困ったこと」を聞いたところ、以下のような結果になりました。

回答数が多かった順に、7位までをランキング形式で紹介します。

転職活動がバレて困ったことランキング

1位は「会社に居づらくなった」でした。

2位以下は「慰留された」「詮索された」と続きます。

居心地が悪いだけではなく「いじめ・嫌がらせを受けた」という人も5位。

多くの人に「転職活動がバレて困った経験」がある一方で、「なし」と答えた人も31人いて、4位に入っています。

なお8位以下には「円満退社できなかった」「退職金がもらえなかった」など、前職の会社とトラブルになったり不利益を被ったりした人もいました。

では具体的な回答を紹介します。

1位 会社に居づらくなった

  • 嫌味をいわれたりはしなかったですが、居づらさは感じました(男性、23歳で転職)
  • 仮病をつかって転職活動をしていたため「嘘をついて休むような社員」というレッテルをはられ、会社に居づらくなった(女性、32歳で電飾)
  • 上司がよそよそしくなって、気まずい感じになってしまった(男性、50歳で転職)

1位は会社に居づらくなったという回答でした。

特別何かを言われたわけではなくても、周囲からの目が変わったり、上司や同僚とギクシャクしてしまったりして居心地の悪い思いをした人が多数。

とくに「転職活動のために嘘をついて休んでいた」「転職以外の退職理由を伝えていた」という人は、かなり気まずい思いをしたようです。

居づらさのあまり、転職先が決まる前に退職した人もいました。

2位 慰留された

  • 上司から「辞めずに頑張れ」と引きとめられ、面倒でした(女性、25歳で転職)
  • 必死に引きとめられて、退職願いを受け取ってもらうまで苦労しました(男性、32歳で転職)
  • 強烈な引き止めにあった。「昇給するから残ってほしい」と言われ、後任もなかなか決まらなかった(男性、42歳で転職)

2位は転職を思いとどまるよう「慰留された」でした。

とくに「優秀な人材」や「人手不足の職場」では慰留されやすいでしょう。

「毎日のように説得された」「話し合いに時間がかかり、業務がすすまない」などの体験談が寄せられています。

また「辞めないように圧力をかけられた」「辞めさせないと怒られた」と、慰留というよりも嫌がらせに近い経験をした人もいました。

3位 詮索された

  • 採用の可否をその都度同僚に聞かれる(女性、27歳で転職)
  • 転職先の情報を詮索された(男性、28歳で転職)
  • なぜ転職したいのかしつこく聞かれて困った(女性、30歳で転職)

「詮索された」という回答が3位。

「転職する理由」や「転職活動の進み具合」をあれこれ聞かれて困った人も多いとわかりました。

退職理由がいいにくいことだったり、転職先を教えたくない場合などには困ってしまいますよね。

「資格試験が受かったか、面接は手応えがあったかを出勤するたびにしつこく聞かれるのでプレッシャーでした」という回答もありました。

4位 なし

  • 無事に転職が決まったのでとくになかった。もし転職に失敗していたら気まずかったと思う(男性、27歳で転職)
  • 在籍していた会社に対しては丁寧に説明したため、責められるようなことはありませんでした(男性、39歳で転職)
  • 自分の人生だし、生活がかかっているのでとくに気にならないです(男性、43歳で転職)

「困ったことはない」と回答した人が4位。

転職について周囲にきちんと説明し、引き継ぎもしっかり行うことで、困りごとなく乗り切った人も多いとわかります。

「転職先が決まってすぐ辞めたので、困らなかった」「他にも転職活動をしている人は多かったので困らなかった」という意見も。

また「今は困っていないが、転職できないと居づらくなると思う」という意見もありました。

たしかに結局転職しない場合には「転職活動していたのに、転職できなかったんだ」「辞めたいという気持ちのまま、働き続けているのかな」という目で見られ、気まずくなりそうです。

5位 いじめ・嫌がらせを受けた

  • 業務中に無視されるようになった(男性、25歳で転職)
  • 仕事を取ってきても給料が増えなくなった。何か後輩がミスをすると責任をすべて私に押し付けてくるようになった(男性、30歳で転職)
  • いきなり子会社に飛ばされて勤務地が遠くなり、異動先でも意地悪され困りました(女性、32歳で転職)

5位は「いじめ・嫌がらせを受けた」です。

「嫌味を言われた」「無視された」「仕事量を増やされた」「異動させられた」など、さまざまな嫌がらせが挙げられました。

「評価が下がった」など給与に直結する嫌がらせも。

また「上司が、自身の知り合いである転職先の社員に、あることないこと吹き込んだ」という体験談もありました。

6位 辞める前提で業務がすすむ

  • 上司が私を飛ばして私の部下に指示出しをしていた(男性、29歳で転職)
  • まだ次の仕事は決まっていなかったのですが、私が退職する前提で仕事をすすめはじめた(女性、32歳)
  • 重要な業務が回ってこなくなった(男性、47歳で転職)

6位は「辞める前提で業務がすすむ」です。

「重要な仕事を任されなくなり雑務ばかりさせられる」「プロジェクトから外された」という回答が寄せられました。

「まだ転職先が決まっていない」「いいところがあれば転職したいが、ダメなら会社に残ろうと思っていた」という人にとっては、ツライ状況ですね。

また「転職先が決まっていないのに、後任を探すためにハローワークに求人を出された」という回答もありました。

7位 辞めにくくなった

  • 上司や社長にすごく怒られて、転職しづらい状況になってしまいました(男性、21歳で転職)
  • オーナーに話が回り、退職が伸びてしまった(女性、33歳で転職)

7位は「辞めにくくなった」です。

「慰留された」とも少し似ていますね。

引き留められて退職時期が遅くなったり、辞められなくなった人がいるとわかりました。

また10位(6人)には「バレたことで転職活動をしにくくなった」という回答も入っています。

まとめ

転職活動がバレた経験を持つ257人を対象にアンケートを実施したところ、転職活動がバレた理由第1位は「転職活動中の姿を見られた」でした。

休日にスーツ姿で歩いているところや、職場で求人検索しているところを目撃されてバレてしまった人が多数いました。

また転職活動がバレて困ったこと第1位は「会社に居づらくなった」でした。

転職活動がバレても困らなかった人もいましたが、ほとんどの人が「困ったことがあった」と回答。

在職しながらの転職活動をスムーズにすすめるためには、「意図しない転職活動バレ」を防ぐ工夫が必要だといえます。