【転職初日の不安&事前準備ランキング】初日の不安解消方法も紹介

新しい職場へ初出勤する日は「新しい職場でうまくやっていけるか」「どんな人と一緒に働くのか」など、緊張と不安を感じる人も多いですよね。

また「何時に職場に着けばいいのだろう」「ペンなどは自分で用意していくべき?」と迷っている人もいるかもしれません。

そこで今回は転職経験者500人にアンケートを実施し、転職初日に不安だったことを調査しました。

また、転職初日の不安を解消するために「転職のために準備したこと」についても聞いてみました。

新しい職場でのスタートに不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

【調査概要】

  • 調査対象:転職経験者
  • 調査日:2021年4月2日~6日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:500人(女性346人/男性154人)

転職初日の不安1位は「人間関係や職場の雰囲気」

まず「転職初日に不安だったことは?」と聞いたところ、結果は以下のようになりました。

回答数が多かった順に7位までを紹介します。

転職初日に不安だったことランキング

ダントツの1位は「人間関係・職場の雰囲気」でした。

求人内容や面接だけでは、人間関係や職場の雰囲気がわからないことも多いですよね。

そのため、業務内容よりも人間関係に不安を感じながら初出勤を迎える人が多いようです。

また11位(6人)には「教育係がどんな人か」も入っています。

人間関係の中でもとくに身近な存在になる「先輩」について不安を感じる人もいるようです。

では具体的な回答を紹介します。

1位 人間関係・職場の雰囲気

  • 働いている方の年齢層が高かったので、うまく馴染めるか不安でした
  • 前職で怖い上司に耐えきれず退職したので、転職先で同じような人がいないかが一番不安でした
  • 仕事よりも人間関係に不安がありました。多少仕事がハードでも人間関係が良好だと続けていけそうだから

ダントツの1位は「人間関係・職場の雰囲気」で340人でした。

68%もの人が「人間関係」と回答したことになります。

業務内容はある程度事前にわかるものの、人間関係や雰囲気は実際に働いてみないとわからないことも多いので、たしかに心配になりますよね。

「高圧的な人がいないか」や「今ある人間関係の中に入っていけるか」に不安を感じる人が多いようです。

2位 仕事ができるか

  • ちゃんと会社に貢献して働けるか不安でした
  • 未経験の職種だったので、本当にできるのか不安だった
  • この会社でうまく仕事ができるか、前の会社でのスキルは通用するのか

2位は「仕事ができるか」でした。

「仕事を覚えられるか」「周りと同じようにできるか」と不安に思う人が多いようです。

とくに未経験の業種・職種に転職すると不安になりますよね。

一方で技術・スキルを見込まれて転職した人も「もしスキルが通用しなかったら」と不安を感じることがあるようです。

3位 うまく挨拶・自己紹介ができるか

  • 誰からあいさつすればいいのか
  • 挨拶でいい印象を与えられるかどうか
  • 初日のあいさつをどうするか。短すぎても長すぎても良くないと思い、当日まで迷っていた

3位は「うまく挨拶・自己紹介できるか」でした。

最初の挨拶や自己紹介は第一印象に関わってきますから、「うまくできるか」「いい印象を与えられるか」と心配になりますよね。

長々話すとマイナスになりかねないので、名前に加えて「前職の経歴」「趣味や特技」を簡潔に伝える程度がいいでしょう。

もちろん、明るくハキハキと礼儀正しく話すのが基本です。

4位 歓迎されるか

  • 歓迎される明るい雰囲気かどうか
  • 同僚に冷ややかな目で見られるのではないかという不安

「歓迎されるか」が4位です。

新しい職場の全員に「あなたが来てくれて嬉しいよ!」と歓迎されるのが理想ですよね。

ただ「転職初日」は転職者には特別な日でも、すでにそこで働いている人たちには普段どおりの一日。

「冷たい」「歓迎されていない」と感じても、単に忙しくて余裕がないだけかもしれませんから、気にしすぎないようにしましょう。

5位 遅刻しないか

  • これまでの出勤時間と異なるので、時間を間違えて朝寝坊をしないか
  • 通勤時のバスや電車の乗り継ぎがスムーズにいくか。道路の渋滞、電車の混雑等が不安でした

5位は「遅刻しないか」と答えた人でした。

転職すると出勤時間がこれまでと変わってしまうので、起床時間や家を出る時間を間違ってしまわないか不安になった人が多いようです。

また初めての通勤ルートで、迷ったり乗り継ぎに失敗したりしないか心配した人もいました。

6位 初日の業務内容がわからない

  • 一日の業務の流れがわからないことが一番不安でした
  • 未経験の職種への転職だったから、初日に何をするのかまったくわからず不安でした

6位は「初日の業務内容がわからない」でした。

初日の過ごし方は会社によって違い、研修やオリエンテーションで一日が終わってしまう場合もあれば、初日から所属部署で引き継ぎがはじまることも。

いずれにしろ、初日から本格的に業務を行うことはないでしょうから、それほど不安になる必要はありません。

「初日はやることがなくてツライ」と感じる人は、周りに「何か手伝えることはありますか?」と聞いて、雑用でもいいので仕事をもらってみてはどうでしょうか。

7位 長く働ける職場か

  • 長く勤められるのか不安だった
  • この仕事で継続出来るかどうかが一番不安に感じました

7位は「長く働ける職場か」という不安でした。

初めての職場で不安に思うのは当然ですね。

なかには初日で「何か違う」と感じる人もいるようですが、人間関係を築くには時間がかかりますし、時間がたてば業務にも慣れてくるでしょう。

「明らかなコンプライアンス違反がある」「ハラスメントが横行している」などでなければ、少し様子を見てはいかがでしょうか。

転職初日は3割が30分前に出社

続いて「転職初日は始業何分前に会社に着きましたか」と質問したところ、回答は以下のようになりました。

転職初日の出社時間

  • もっと早く着くはずでしたが、緊張し過ぎてバスを乗り間違えてしまい、この時間になりました(5分前に到着)
  • 早く行き過ぎても迷惑だと思ったので(15分前に到着)
  • 何かあってもいいように、普段より時間に余裕を持って行きました(30分前に到着)
  • 早く来るように指示がありました。社風が古く、早く来る人はできる人扱いみたいです(50分前に到着)
  • その職場では新人になるので、やる気を見せつけるため(1時間前に到着)

30分前に出社した人が165人で最も多く、全体の3割を占めました。

「あまり早く来られても対応できないから、初日は5分前に来て」「始業時間は9時だけど、実際はみんな8時半には集まっているよ」など、ちょうどいい出社時間は会社によって違います。

そのため事前に出社時間を確認しておくのがオススメです。

なお勤務先が高層オフィスビルだと、ビル内の「エレベーター渋滞」によって遅刻してしまう可能性もあるので、エレベーターの混雑具合も聞いておくと安心ですよ。

【不安解消に効果あり】転職初日のために準備したことランキング

最後に、「転職初日のために準備したこと」を聞きました。

しっかり準備を整えることは、不安の解消に役立ちます。

準備が不足していると、「できないかも」「間違うかも」といった漠然とした不安が生まれますし、事前に調べなかったことや準備していないことで起こる失敗も多いからです。

転職初日の不安を少しでもなくすために、ぜひランキングを参考にしてみてください。

転職初日のために準備したことランキング

1位は「身だしなみ」でした。

服を新調したり美容室に行ったりして、清潔感のある身なりにして初出勤を迎えた人が多いとわかりました。

2位以下は「筆記用具やメモを揃えた」「職場の下調べ」と続きます。

仕事で使うものを準備したり、スムーズに仕事が開始できるよう勉強したりと、バラエティに富んだ回答が寄せられました。

1位 身だしなみ

  • 製造業から販売職への転職だったので、化粧の仕方を勉強したり、制服に合う靴や出勤時の鞄を新調しました
  • 身だしなみ。髪型を短くし、スーツと革靴と鞄を新調、髭を剃った
  • 前職は制服で、転職先はオフィスカジュアルであったため、オフィスカジュアルの洋服や靴を調べ、買いに行きました

1位は「身だしなみ」でした。

仕事用の服を新調した人のほか、「スーツをクリーニングに出した」「シャツにアイロンをかけた」「靴を磨いた」などの手入れをした人も多数。

また、職場や業界の雰囲気に合う身だしなみを事前に調べた人も目立ちました。

服装が整っていると印象が良いのはもちろんですが、何よりも自分に自信がもてます。

逆に、「ちょっと失敗したかな…」と思うような清潔感のない服装や、場違いな格好だと、一日中周りの視線が気になってしまうことも。

身だしなみは、誰でもすぐに整えられます。

初日に無駄な心配ごとを増やさなくてすむよう、「清潔感」と「TPO」を基本に、服装・髪型などを整えて行きましょう。

2位 筆記用具やメモを揃えた

  • 最低限の筆記具は必ず持っていきます
  • 殴り書き用のノートと、整理用のノートを買った
  • 何も用意されていないと仮定して、文房具は借りずに済むようにいろいろ準備した

2位は「筆記用具やメモを揃えた」でした。

初日は緊張もあり、覚えることも多いため、言われた内容をすべて記憶するのは難しいでしょう。

メモをとれば、同じことを何度も聞く気まずさがなくなります。

またメモがあると、帰宅後に見直したり復習したりできるため、翌日以降の不安も減らせます。

ペンやノートを支給してくれる職場もありますが、何もなかったときのために持参すると安心です。

3位 職場の下調べ

  • HPで社長や写真に写っている人の顔を覚えた
  • 会社の公式サイトや口コミサイトをもとに、社風や事業内容について改めて確認した

3位は「職場の下調べ」でした。

転職先の企業理念や社風などを知っておくことで、入社後のギャップをなくし、心構えをしておくことができます。

下調べには、会社のホームページ・SNS・求人サイト・口コミサイトなどを活用する人が多いようです。

4位 業務の予習

  • 営業だったので、営業にかかわる本を何冊か読みました
  • 商品カタログやマニュアルをもらっていたので、覚えてから転職初日を迎えました

4位は「業務の予習」です。

とくに、未経験の業種や職種へ転職するなら、業務の予習は必須。

基本的な業界知識や専門知識を確認しておくことで、仕事をスムーズにスタートできます。

具体的には、本を買ったり、会社から提供されたマニュアルを確認したり、業界・職種に関するサイトを参考したという回答が寄せられました。

取引先企業や会社が扱う商品・サービスについても確認しておくとよいでしょう。

5位 通勤経路の確認

  • 会社までのルートと電車、バスの時間をしっかりと調べました
  • 車通勤だったので、混み具合を見るために、出社と同じ時間帯に会社に下見に行ってみました

5位は「通勤経路の確認」でした。

どんな理由があっても、転職初日の遅刻はNG。

通勤経路や時刻表はしっかり調べておきましょう。

できれば、当日までに通勤と同じ時間帯で会社まで行ってみることをおすすめします。

電車の場合、路線によっては「快速」「通勤快速」などによって到着時間が違うこともありますし、車は道の混み具合でかかる時間が違ってくるからです。

一度、場所や時間を確認しておけば、当日は安心して出社できますよ。

6位 自己紹介・挨拶を考えた

  • あいさつの練習
  • 自己紹介で話すことを準備していました

6位は「自己紹介・挨拶を考えた」でした。

多くの職場では、初日に自己紹介や挨拶をすることになるでしょう。

人前での挨拶が苦手な人も多いと思いますが、暗記するくらい何度も練習することで、当日の緊張はやわらぎます。

緊張しがちな人は、自宅で実際に声を出して練習しておきましょう。

とはいえ、挨拶の内容に関しては、「良いことを言おう」「面白いエピソードを入れよう」などと思う必要はありません。

  • 名前
  • 前職でどんな仕事をしていたか
  • 簡単な意気込み(できるだけ早く仕事を覚えて、お役にたてるように頑張ります…etc)

などで十分です。

実際のところ、挨拶の内容を細かく聞いている人はほとんどいないので、笑顔で感じよく話すことだけ心がけましょう。

7位 忘れ物チェック

  • 忘れ物がないようにカバンの中身は何回も確認しました(女性)
  • 持ち物のチェックを徹底しました。メモ帳やペン類など、忘れ物がないようにと気を使いました(女性)

7位は「忘れ物チェック」でした。

筆記用具や会社に提出するための書類などは、くれぐれも忘れないようにしたいですね。

『雇用保険被保険者証』『源泉徴収票』のように前の職場から渡されるもの、『住民票』のように役所での発行が必要な書類もあります。

必要書類は早めに準備して、前日や当日に慌てないようにしましょう。

まとめ

転職経験がある500人にアンケートを行ったところ、転職初日に不安だったこと第1位はダントツで「人間関係・職場の雰囲気」でした。

仕事内容そのものよりも、人間関係に不安を感じる人が多いとわかります。

転職初日の出勤時間は「始業30分前」が最も多く、転職初日のために準備したこと第1位は「身だしなみ」でした。

「自己紹介・挨拶を考えた」も6位に入っており、第一印象を左右する「身だしなみ」「挨拶」に気を配った人が多いとわかりました。

「すぐ働きます!」「なんでも任せてください!」という意欲は大切ですが、初日は本格的に業務を行わないことも多いです。

まずは笑顔や謙虚さなど、第一印象が良くなる「振る舞い」を心がけるのがよさそうですね。